毎年、新米の季節がやって来るのを楽しみに待っている僕です。
先日、わが家に「新之助」というお米が初めてやってきましたのでご紹介します。
「新之助」がやって来た
おいしいお米はいろいろありますが、新潟のコシヒカリは有名どころの一つですね。
日頃からコシヒカリを愛食しているわが家では、新潟の農協からお米を直送してもらっていますが、今回は「新之助」も一緒に送ってもらうことにしました。
新潟の新ブランド米「新之助」
「新之助」は、コシヒカリに次ぐブランド米として開発されたお米の品種です。
詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。
「新之助」が購入できる店舗、価格、話題のテレビCMについて触れています。
【実食レビュー】さぁ、食べてみよう!
いつもどおりお米を研いで炊いてみました。さっそく食べてみましょう!
味はコシヒカリと違う
新之助の味は、同じ新潟県産のコシヒカリの味とはちょっと違うという印象を受けました。
お米の甘味・旨味やコクといった味のベースとなる部分が、コシヒカリとは違う感じがします。
粒もコシヒカリより若干大きいようで、新之助の方が食べ応えがある。お米の甘さとモチモチ感はコシヒカリと似ているので、食べた後の満足感がありますね。新之助の方が少し甘いかな?
「新之助」は食味官能試験の結果、外観、香り、味、粘り、硬さ、そして総合評価のいずれにおいても、新潟コシヒカリと同レベルの高い評価が得られています。しかしその特徴は大きく異なります。
引用元: 新之助 - 特徴
コシヒカリとどちらがおいしいですか? と聞かれたらこれは回答に悩みますね。これは完全に好みの問題になると思います。
たとえば、同じ新潟県産の辛口の日本酒であっても、酒造メーカーや銘柄によって味や風味が異なるのと一緒だと思います。人によって好みは違いますよね。
新之助もぜひ実際に食べてみて実感してほしいです。
炊きあがりはやや硬め
すこし難しいなと思ったのが、お米を炊く時の水加減。
いつもどおりにお米を研いで、お水を必要量ぴったりに入れて炊飯したところ、少し硬めに炊きあがってしまったのです。
水をやや多めにして炊いてみるなど好みで水分量を調整することで、ふっくらとしたお米に炊きあがると思います。
「新之助」の表層は、他品種と比べて硬めでありながら、粘りが強いことがわかりました。しっかりとした粒感と粘りが両立しています。
引用元: 新之助 - 特徴
なるほど、硬くなってしまうのは「新之助」の特徴だったのですね。
確かに硬めではありましたが、食べてみるともちもちとした粘りがあり、中はふっくらです。硬いからおいしくないということではありません。
これは好みの問題かもしれませんが、ふっくらもちもちという食感において比べると、僕はコシヒカリの方が好きですね。
以下、その他の特徴についてまとめてみました。
時間が経ってもおいしさ長持ち
「新之助」は他品種に比べて、ごはんが冷めても、表層や粒全体が硬くなりにくく、おいしさを保ちます。
引用元: 新之助 - 特徴
これは気が付かなかったのですが、「新之助」は冷めてもお米が硬くなりにくいのだそうです。
もともと少し硬めなので、時間が経ってもあまり硬さが変化しないということでしょうか。お弁当やおにぎりを作るのには向いているのかもしれませんね。
長期保存してもおいしく食べられる
新米がおいしいのは当然なのですが、普通お米は、冬、春、夏と時間が経つほど味は落ちていきます。
ところが、「新之助」は長く保存しても味の劣化が少ないため、長期保存にも向いているそうです。
「新之助」は 他の品種に比べて、貯蔵における米飯物性の劣化が少ないことがわかりました。 このため長期貯蔵を行っても、そのおいしさを保ちます。
引用元: 新之助 - 特徴
さいごに
今回は新潟の新ブランド米「新之助」を食べた感想をお届けしました。
コシヒカリとはまた違った味わいがあって、新之助とコシヒカリを比べると、それぞれ特徴が異なっていることがわかりました。
新潟のお米はどれもおいしいということですね。
みなさんも機会があれば、ぜひ新之助を食べてみてくださいね!