旧National機種はすべての操作が正常に動作するわけではないとご指摘を受けましたので修正しました。ご迷惑をお掛けいたしました。
自宅の家電をそのまま使ってスマートホーム化したい。
エアコンをスマホやAIスピーカーと連携させて遠隔操作や音声操作したいと考えるとき、気になるのが「うちのエアコン古いんだけど大丈夫かな？」というところでした。
うちは賃貸マンションなのでエアコンは備え付けです。エアコンを入居者が自分で準備する必要がないためありがたいのですが、機種がけっこう古いんですよ。
せっかくスマート家電リモコンを買っても、肝心の家電が古くて対応してなかったなんてことになったらショックですからね。ちょっと心配だったんです。
でも大丈夫でした。ネイチャーリモでは旧式エアコンでも動かせましたよ！
これでスマホでの遠隔操作ができたり、スマートスピーカーでもエアコンを動かせそうです。
Nature Remo
うちで利用しているのはスマート家電リモコンの「ネイチャーリモ」です。半年くらい使ってます。
エアコンをはじめ、テレビ・照明などさまざまな家電を登録して、一括でリモコン操作できる優れもの。
Wi-Fi経由で赤外線通信を行うため、スマホからの操作に加え、Google HomeやAmazon Echoなどスマートスピーカーとの連携も可能な点がおすすめポイント。
温度・湿度・照度・人感センサーもついていますので、それぞれをトリガー（きっかけ）にした自動操作も可能なところが面白いですよね。
2018年7月に機能を抑えた低価格版の「Remo mini」も発売されています。
旧式エアコンはNational
うちの自宅にあるエアコンはNationalでした。
Nationalのエアコンはまだまだ現役です。
ナショナルって今はもうないじゃないですか。だいぶ古い機種のようですが、普通にエアコンとしての機能は現役で使えるので文句はないです。
こんな旧式モデルのエアコンはNature Remoで果たして認識できるのか？ というのが気になるところ。
REMOで一応登録できます
リモコンの認識を試みたところ、ちゃんと機種を判別して登録してくれました。よかった。
旧NationalとPanasonicのリモコン信号が同じため操作が行えますが、機種によっては正常に動作しない場合もあるかもしれません。
登録はリモに向かってリモコンの電源ボタンを押すだけで簡単。
(左)赤外線信号の受信待ちにしてリモコンを登録。(右)パナソニックのエアコンとして認識されました。
うちのエアコンは運よくパナソニックとして認識され、電源のオンオフ、温度や風量調整も動作できたため良かったです。
(左)Remoアプリの一覧からエアコンを選択。 (右)温度設定など直感的操作が可能。
こちらはエアコンの管理画面ですが、温度はスライド式で直感的な操作が可能です。
リモはもともとエアコン用途に設計されているため、エアコンの操作はとても快適に行えるようになっていますね。
現在主流のエアコンはもちろん、旧式の機種でも製品によっては対応できるのはうれしいですね。
エアコン操作でできること
ネイチャーリモでのエアコン操作はどんなことができるのか？
まず大きなポイントは動作のトリガー（きっかけ）が増えます。
- スマホによる遠隔操作
- スマートスピーカーからの音声操作
- 指定温度・湿度での自動起動
- 指定時間での自動起動
今まではリモコンでしか使えなかったエアコンが、さまざまなトリガーからも起動することが可能になります。
リモコン以外から操作する場合にも、リモコン同様に通常の操作が可能です。
- 冷房・暖房・除湿などの運転切替
- 設定温度の調節
プラスして「リモ」本体のセンサーにより、室温なども確認できるようになります。
- 現在の温度の計測
- 現在の湿度の計測（ミニではできません）
ルールを設定すれば、「AM7:00にエアコンON」「スマートスピーカーにおやすみと言ったらエアコンOFF」「自宅付近に近づいたらエアコンON」などいろんな使い方で楽しめますよ。
さいごに
今回は、うちの旧式エアコンでもネイチャーリモで動かせたよ！ という内容でした。
家電が古くてもスマートに動かせるってのはとても魅力ですね。古くても使えるエアコンを最新機種に買い替えるよりも、まずネイチャーリモを使ってみてください。便利ですよ。
