不動産営業

日神不動産のマンション投資でしつこい営業にたらいまわしにされた迷惑な話

2018年2月16日

新築のワンルームマンションを購入して、自分が住んでもいいですけど誰かに賃貸物件として貸し出して家賃収入を得られますよ。
節税対策にもなりますし、老後の年金対策にもなりますよ。

そんな不動産投資の営業が流行っていますが、以前僕を相手にしてくれた会社は相当にしつこく、かつ顧客管理もしっかりしていませんでしたのでここでお話しします。

日神不動産とは

日神(ニッシン)不動産は東京に本社をおく、東証一部上場の不動産会社です。ビル、マンションの賃貸業務や不動産業務の全般を行っています。

以下は一般に公開されている情報です。

日神不動産株式会社
本社:東京都新宿区新宿五丁目8番1号
電話:03-5360-2011
横浜支店:神奈川県横浜市中区弁天通2丁目26番地2
電話:045-222-2911
引用元: www.nisshinfudosan.com

5人の営業員からたらい回し


お話しする内容は2010年前後に僕自身が体験したものです。現在では会社の方針が変わっている場合もありますので参考程度に読んでいただければと思います。

きっかけはアンケートとマンション見学

社会人になりたての時分、自宅ポストに投函されていた不動産アンケートを返送してしまったのがそもそものきっかけです。貧困すぎた当時の僕は、クオカードがもらえるというアンケートにひっかかってしまったわけです。

わざわざアンケートを送るという律儀な人がどの程度いるのかわかりませんが、顧客の方から勝手に顧客情報を提供してくるなんて、不動産会社からすれば「カモがネギを背負ってやって来た」ということになります。

当時の僕は、若いが故に世の中のしくみが理解できなかったのでしょうね。残念です。今なら絶対にやりませんよ。とはいえ、東京に出てきて間もなかったこともあり、東京の新築マンションがどのくらいの相場なのか実際に確認したかったという気持ちもあったのです。

営業Aさんから電話連絡があり「とりあえず見せて」とお願いして都内のマンションを見学させてもらいました。感想は「普通」でした。将来的なことも考えて2~3LDKくらいの部屋が見たかったのですが、なぜか1LDKの部屋しか見せてくれませんでした。(理由は投資用なので。)

住環境などもイメージと違ったので、結局そのときは話も煮詰まらずに終了しました。

担当者が途中で交代

まだ新卒だという営業Aさんでしたが、その後1回会った後、いきなり仕事を辞めてしまったようです。本当かどうかわかりませんが代わりに営業Bさんが担当してくれることになりました。

Bさんは、Aさんと最後に会ったときに同席してくれていたのですが、どうもとっつきにくい人だなという印象がありました。感情が顔に出る人なのですよね。

マンション購入に興味がなくなってしまった僕に対して、あからさまに怒りの感情を出してくるんですよ。見込み無しの顧客なんだから、僕のことなんかもう切っちゃえばいいのにと思っていました。

並行して電話営業

そんなBさんからの営業が続いている中、別の営業Cさんからは電話で営業をされることになります。日神不動産だというので、てっきり今営業されている件についての話なのかと思って聞いていると、どうやら僕に別のマンションの売り込みをしたいようです。

なにそれ? そんなあっちからも、こっちからもな営業してくる会社ってなんなの?

今別の話を進めているという話を理解したのかしないのか、1回や2回ではなくその後何回も電話営業をしてこられるのには困りました。

そんなしつこいCさんでしたが、年収を聞かれたとき「年収200万円くらいしかないんです」とか適当なことを言ったら電話してこなくなりました。

しばらくしてまた営業

Aさん、Bさん、Cさんとの営業が一段落してしばらく経ってからのことです。今度は営業Dさんが電話を掛けてきましたよ。

一度、見込み客から外れた顧客に対して再度のフォローだったのでしょう。はっきりいってこの会社にはウンザリしてしまったので、即座にお断りしました。

そして、社内に自分のデータが残っているのが嫌だったので「僕に関する個人情報をすべて削除してください」という依頼をしました。

ここまですれば、完全に日神不動産との関係が切れてハッピーエンドだと思いますよね? でも世の中はそう都合よくいかないものなのです。

個人情報削除後もまた営業

数年の間、平穏な日々を過ごしていましたが、ある日突然、「日神不動産です」と営業Eさんが電話してきましたよ! なんで??

普通に不動産の営業をしてくるEさんに、「あのー、僕の個人情報削除されたんじゃなかったのでしょうか?」と確認してみたところ、おかしなことを言い出しました。

「日神不動産には東京本社と横浜支店があって、こちらは横浜なんです。情報を削除したのは本社の方だと思いますが、こちらには残っていたんですよ。すみません。」

いやいや、そんなふうに謝られても困るんですけど…。

現在であれば顧客情報はSFA/CRMなどの顧客管理ツールを使ってデータベースで管理するのが一般的です。本社と支店で情報が共有されないなんてことはないはずです。まさか紙に印刷して各自が管理していたってことはないと思いますが、Excelとかで管理していたのでしょうか。2010年くらいの話ですからね、上場企業でもそういうことはあるんでしょうかね。(推測です)

とりあえず、これ以上もめるのも面倒なので、再度個人情報を削除してもらうということで決着をつけました。

顧客情報の管理がなっていない


考えてみると顧客情報管理がうまく機能していないことが日神不動産への信用を下げることになりました。

同時に2人からの営業はありえない

普通、同時期に同じ会社の2人から別々の営業をされるということはあり得ないと思います。大きな企業となると社内共有も難しいのかもしれませんが、こっちが「すでに営業されてる」と話していることを理解できていなかったのでしょうか? 謎ですね。

情報削除依頼後も削除されていない

紙ベース、ファイルベースでの情報管理だと、一方で削除してももう一方で残ってしまうということはあり得ます。

しかし、2010年くらいと言っても、情報のデータベース管理はごくごく一般的に行われていました。そんな中、大手企業にも関わらずそのような運用になってしまっていたのはなんだったのでしょうか?

問い合わせに対して返信なし

というわけで、一連の顧客情報管理に対する不審な内容について日神不動産のホームページの「問い合わせ」から問い合わせてみました。

しかし、待てど暮らせど返答はありませんでした。なんかもう、やだよ、この会社。

さいごに

今回は、日神不動産の営業員からマンション投資の営業をされたお話しをしました。

日神不動産自体は、しっかりした企業だとは思います。別に不動産詐欺だとか悪くいうつもりもありません。ですが、問題なのは営業員一人ひとりの営業態度なんですよね。会社自体の信頼はあっても、営業さんがしっかりやってくれないと満足度は下がりますし、結果として会社全体のイメージダウンにつながってしまいます。

もうだいぶ前の話です。個人情報保護や企業コンプライアンスに厳しくなった昨今、顧客情報の管理や営業方針も変わっているかもしれませんね。

この記事は、僕の個人的な愚痴を含めたコラムになってしまいました。誰かの参考になればと思います。

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  • この記事を書いた人

ニィ

楽しく生きてる30代。雑記ブログ月15万PV。お仕事SE。Surface使い。甘党のブルダックレビュワー。

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