写真やネガの両端に規則的に空いている穴を見たことがありますか?
スプロケット穴(スプロケットホール)と呼ばれるものです。
この記事では、写真におけるスプロケットとその穴について簡単に解説します。
スプロケットの意味
スプロケットとは歯車のことです。
軸の回転をローラーチェーンに伝達したり、ローラーチェーンの回転を軸に伝達するための歯車のことである。
自転車のチェーン部分を想像してもらうとわかりやすいと思います。チェーンが絡む歯車のパーツをスプロケットと言います。
カメラにおけるスプロケットとその穴
古いフィルムカメラや映写機では、フィルムを巻くのにスプロケット(歯車)が使われました。
古い写真や映画フィルムの上下にたくさん開いている穴は、スプロケットのギザギザをひっかける穴だったのです。
一般的には、スプロケットホールと呼ばれています。
インスタ映えするスプロケット穴
スマホやデジカメで気軽に写真が撮れる時代、フィルムではないので写真にスプロケットホールは付きません。
ところが、インスタグラムなどの写真加工では、フレームでスプロケットホールをあえて付けるのが人気だったりします。
スプロケットの穴がある写真はアンティーク感があるし、フィルムカメラのようなどこか懐かしい印象でおしゃれなんですよね。
同じ名前のミニフォトプリンターもある!
HP Sprocketというスマホから写真を直接プリントできるフォトプリンターもあります。
海外を中心に大人気のミニプリンターが日本でも発売中です。 家族や友達との楽しい瞬間や旅先での美しい風景、普段の何気ないスナップ…。 毎日のようにスマホで写真を撮っているという方も多いと思います。 でも、撮った写真はスマホの中に溜まっていくだけじゃないですか? ...
参考「HP Sprocket」レビュー!楽しい思い出を"写真"でシェアできるミニフォトプリンター
「HP Sprocket」レビュー!楽しい思い出を"写真"でシェアできるミニフォトプリンター
さいごに
フィルム写真のスプロケット穴についてご説明しました。
僕はフィルムカメラの知識はほとんどないのですが「この穴はなんなのだろう?」とずっと思っていたことがあるので、気になる方もいるだろうと思いこんな記事を書いてみました。
誰かのお役に立てれば。