生活

SuicaとPASMO 2枚の定期券を1枚にまとめた話

2018年4月4日

以前に鉄道経路の関係で、2枚のICカードで定期券を利用しているお話をしました。

その経路なら、1枚の定期券にまとめられるんじゃない?
という素晴らしい情報を読者の方からいただきました。それが本当であれば、改札のたびにICカードを使い分ける必要がなくなるのでとてもありがたいですね。

というわけで、2枚のICカード定期を1枚にまとめるべく、駅の窓口へ向かったのでした。

前回までのあらすじ


利用する鉄道経路を変更したことにより、JR - 東急 - 東京メトロという3社の鉄道会社をまたぐことになり、いつも定期券を購入している東急線の窓口で定期を購入しようとしたところ、1枚では作れませんと言われてしまったのでした。


こんな感じで2枚になっちゃってました。

今回、2枚の定期券が1枚に出来るという情報を入手しましたので、駅の窓口へ向かったところ…。

1枚の定期に出来ました!

結果、2つの定期券を1枚のICカードにまとめることができました。やったー!

これで、改札のたびにICカードを使い分ける必要がなくなったわけです。改札の前で焦る必要なし!

1枚にまとめる方法

1枚にまとめる方法はかんたんでした。乗車駅もしくは下車駅の鉄道会社で定期券を新規で購入しただけです。

僕の場合、JR - 東急電鉄 - 東京メトロ という経路なので、JRか東京メトロの駅で定期を作成すればよかったのです。購入場所は乗車駅・下車駅である必要はないので、大きな窓口のありそうな駅で空いてるときに作るといいですよ。

こちらは東京メトロで購入したものです。

同じ経路を反対側のJRで購入することもできました。

(駅名が隠れているので本当に1枚にできたのか伝わりづらいのですが、実際にはできていますよ)

そもそもなぜ2枚になったの?

1枚に出来るなら、最初から2枚に分けなければよかったのに…。そんな疑問が沸いてきませんか?

でもね、2枚に分かれてしまうのには鉄道会社の事情があったのでした。

間の鉄道会社ではまとめられない

僕は最初、いつも定期券を購入していた東急線の窓口で定期券を作成しようとしました。しかし、これが1枚にまとめられない原因だったようです。

今回のように、3社をまたぐ定期券の場合、間に挟まれた鉄道会社では1枚の定期券として作成することができないとのことでした。

これは別に、東急電鉄のサービスが悪いということではなく、真ん中に挟まれている鉄道会社なのでやりたくても何もできないということなのです。これはJRでも東京メトロでも挟まれた会社はどこでも同じことだそうです。

僕が最初に東急の窓口へ行ったことによって、苦肉の策として東急 - 東京メトロ間の定期だけを作成するという提案をされてしまったわけです。細かいしくみを親切に案内してくれる駅員さんもいると思うのですが、複雑な経路だと窓口混雑時にはなかなかフォローしきれないということもあったのでしょう。

メリットとデメリット

定期が1枚になったことで、一番ありがたいのは改札の前であたふたしなくて良くなったということです。2枚のICカードを1枚にまとめたい一番の目的はこれですので、このメリットに勝るものはありませんね。

デメリットがあるとすれば、鉄道会社が独自に展開しているポイントサービスなどが受けられなくなる可能性があることでしょうか。

TOKYU POINTはもらえない

東急電鉄では、購入した定期券の金額に応じて数パーセント分のポイントが付くといったサービスがあります。

僕の場合はICカードを1枚にまとめる際、東京メトロでPASMOに定期券を発行してもらいました。当然、東急電鉄で定期券を購入しないことになりますのでTOKYUポイントは付与されません。ちょっと残念ですね。
同じ東急のサービスでも、乗車に対してポイントが付与される「のるレージ」の方は、PASMOのカード番号で認識されますのでこちらのポイントは貯まっていました。

他の鉄道会社のサービスは詳しく知りませんが、定期券購入前に確認してから購入した方がよさそうですね。

さいごに

今回は、パスモとスイカのICカード2枚持ちから1枚にまとめたというお話をしました。

僕と同じような状況の方であれば、鉄道会社の順序などが異なっていても1枚にまとめられるのではないかと思います。まとめられないパターンもあるかもしれませんが…。

1枚にまとめて不便になることは基本的にはないと思いますので、次回の定期更新時にまとめられるかどうかを確認してみると良いと思います。

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ニィ

楽しく生きてる30代。雑記ブログ月15万PV。お仕事SE。Surface使い。甘党のブルダックレビュワー。

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