楽天モバイルのRakuten Miniを買ったのですが、さっそく通信に必要なeSIM契約を他のデバイスへ移してしまいました。
SIMなしでもモバイルSuicaは使える? ということで、楽天ペイの赤いモバイルSuicaを登録して実際に改札を通ってみました。
その結果、Rakuten MiniはeSIM契約がなくなってもモバイルSuicaとして利用できることがわかりました。
スマホよりも小型でSuicaカード専用端末として利用しやすいので重宝しそうです。
この記事では、楽天MiniをeSIMの契約解除後もモバイルSuicaを利用する方法と注意点についてご紹介します。
Rakuten MiniのSIM契約を移行した
Rakuten Miniは楽天モバイルのAndroid端末。
キャンペーンでRakuten Miniの本体料金が一括1円で販売されていたんですよ。
当時は楽天UN-LIMITが1年間無料で回線を利用できることもあって契約しちゃいました。
Rakuten Mini一括1円は2021年はさらに5,000ポイント還元あり
Rakuten Miniは物理SIMではなくeSIM対応。
でも、小型でいろいろ遊べる良いデバイスだと思うんですよ。
それで試しに、Windows PCへeSIMを移動させてみたところうまくいったので、楽天UN-LIMITはPCで使うことにしました。
さぁ、Rakuten Miniは通信契約がなくなり、ただの小さなデバイスになってしまったわけですが、果たして使い道はあるのでしょうか…??
eSIMなしでもモバイルSuicaは使えた!
Androidの楽天Payアプリでは赤いモバイルSuicaが発行でき、楽天カードからのチャージでポイントも貯まるのでiPhoneユーザーの僕は気になっていたんですよ。
Rakuten MiniもFelica対応なのでモバイルSuicaが使えます。
でも、モバイルSuicaはアプリ起動にSIMカードが必要とされています。
物理SIM端末ではSIMカードを抜いてしまうとアプリ自体を利用することができません。ただし、回線契約なしのSIMカードを挿せば使うことができていました。
ところが、Rakuten MiniはeSIM端末。SIMカード自体がもともとないので、回線契約を外したらモバイルSuicaが使えなくなるのでは?
ご安心ください、eSIMなしのモバイルSuicaでも普通に利用可能でした!
緊張しながら改札を通ってみると、ピピッと普通に反応。降車駅の精算でも問題なく使えました。
Suicaアプリも正常に起動して残高を確認できますし、普通に使う分には問題なさそうです。
機内モード・電源OFFでも利用可能、チャージはWiFi経由!
実際に駅改札で利用する際にはFelicaのみの使用で通信する必要がないため、Wi-Fi環境は必要ありません。
通信なしでも改札機でピピッと使うことができます。
機内モード・電源OFFでもFelica機能は利用できますので、チャージするとき以外は機内モードにしたり電源を切っておけば電力消費を抑えることができます。
しかし、eSIM契約がなくなり公衆回線へ通信することができないため、モバイルSuicaへのチャージや残高確認はWi-Fi経由で行う必要があります。
そこだけが唯一不便な点ですが、それ以外では特に不満なしです。
完全未開通では動作しない模様
eSIM端末のRakuten MiniではSIM契約を解約してもモバイルSuicaを利用することができました。
ただし注意点として、一度eSIM回線を開通したあとで移行させた前提です。買ったばかりの未開通状態ではモバイルSuicaを利用することができません。
試された方の報告によれば、未開通のモバイルSuicaで改札を通過することはできなかったとのこと。こちらの情報はブログ読者の方に教えてもらいました。
モバイルSuicaの利用にはダウンロードされたeSIMプロファイルが必要だと思われます。eSIMの場合、SIM解約後も端末からeSIMプロファイルが消えずに残るため、モバイルSuicaを利用し続けることができるということらしいです。
Rakuten Miniを買ったけど開通させていない場合や、解約後にeSIMプロファイルを削除してしまった場合には、モバイルSuicaが使えうことができなくなりますのでご注意ください。