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Nature RemoとNature Remo miniの違い。廉価版miniでも「買い」な理由をレビュー

2018年8月20日

気軽にスマートホームを楽しめるスマート家電リモコンのNature Remoからサイズと機能がコンパクトになった「Nature Remo mini」が発売されています。

使い勝手もいいしデザインもかわいいので、これから購入するスマート家電コントローラーにNature Remoを検討している方も多いと思います。

僕もNature Remoを半年ほど利用してみましたが、今回、サイズも機能もコンパクトなNature Remo miniが新たに発売されましたので違いを比較してみようと思います。

この記事では「Nature Remo」と「Nature Remo mini」の違いについてかんたんにご紹介していきます。

「サイズ」「センサー」「価格」に違いがありますが、Remo miniでも十分に使えると思います!

Nature Remoシリーズ

Remo miniは小さくてデザインもかわいい

ネイチャーリモは既存家電をインターネットにつなげることで手軽にスマートホームを実現できるスマートリモコンです。

たくさんのリモコンをスマホ1台で操作できるようになりますし、外出先でスマホから自宅のエアコンを操作することも可能になります。すごく便利。

また、Google HomeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーとも連携可能なので、「テレビつけて」「ライトつけて」などと声だけで家電を操作することもできます。未来ですね。

販売元はNature社で、2017年に「Nature Remo」を販売開始し、2018年6月に「Nature Remo mini」を発売しました。

スマートリモコンは他社からも価格の安い商品が出ていますが、僕はNature Remoをオススメしてます。理由は、豊富なセンサー機能、AIスピーカーなど他製品との連携、シーン機能やIFTTT連携といった多様な使い方に対応できると思うからです。

デザインもシンプルなホワイトでおしゃれです。他のは、いかにも電波を発しそうな機械っぽいデザインが多かったりするじゃないですか。

唯一、価格が他よりちょっと高いのがネックだったんです。それが、Remo miniの登場で一気に購入のハードルが下がったという感じですね。

「Remo」と「Remo mini」の違い

RemoとRemo miniは、ざっくり言うと「サイズ」「価格」「センサー」に違いがあります。

Remo Remo mini
サイズ 7.4cm×7.4cm×2cm 5.8cm×5.8cm×1.56cm
重さ 約65g 約29g
センサー 温度センサー
湿度センサー
照度センサー
人感センサー
温度センサー


素材 プラスチック製 プラスチック製
通信 Wi-Fi 802.1 g/b/n
赤外線
Wi-Fi 802.1 g/b/n
赤外線
価格 13,000円
9,980円(税込)
8,980円
6,480円(税込)

※Nature Remo公式サイトより

両方ともAmazon AlexaやGoogleアシスタントのスマートスピーカーに対応していますし、IFTTTによる外部サービス連携も可能です。

見た目の比較

RemoとRemo miniの見た目などを比較していきましょう。

外箱

外箱のサイズ感が全然違う!

本体と付属品

Nature Remo

本体、USBケーブル、電源プラグ、両面テープ、説明書が付属

Nature Remo mini

本体、USBケーブル、説明書のみ。電源プラグは付属していない

USBケーブルはRemoが2mに対して、Remo miniは1.5mです。

Remo miniには電源プラグが付属していませんので、使用する際にはUSB挿入口の付いたアダプタが必要ですね。

iPhoneなどを充電するUSB電源プラグでも代用できそう

家に余っているアダプタがあったので適当に使いました! なければ100均やコンビニにも売ってます。

外観(表面)

Remoは光沢感があるのに対してRemo miniはマットな質感

Remoは表面に触ると青色に点滅したのですが、Remo miniはタッチしても反応しませんでした。(利用する上では重要ではないですが)

外観(裏面)

RemoはUSBポートのみ、Remo miniは引っ掛ける穴が付いてます

画びょうなどで壁へ引っ掛けられます

Remo miniの引っ掛け穴はありがたいですね。壁にピンを挿せば引っ掛けられるのは重宝しそうです。Remoは引っ掛ける穴がないので据置きか両面テープ固定でしたから。

外観(側面)

Remoには空気孔が開いていますが、Remo miniにはありません

大きな違いは「センサーの種類」

RemoとRemo miniの大きな違いは搭載しているセンサーの種類だと言えそうです。

Remo Remo mini
センサーの種類 温度センサー
湿度センサー
照度センサー
人感センサー
温度センサー


Remoは温度/湿度/照度/人感センサーと4種類のセンサーが搭載されていますが、Remo miniの方は温度センサーのみのため、センサーの種類による動作の違いが出てきます。

Remo miniでできること(例)

  • スマホをリモコン替わりにして家電を操作
  • スマートスピーカーへの音声で家電を操作
  • 外出先からも家電を操作
  • 自宅近くになったら家電が自動で起動
  • 室温が高くなったら冷房、低くなったら暖房(温度センサー)
  • 夜10時になったらテレビが消えてとライトが消灯

Remo miniでできないこと(例)

  • 夕方暗くなったらライトを自動で点灯(照度センサー)
  • 湿度が高くなったらエアコンで除湿(湿度センサー)
  • 30分以上部屋にいなかったらTVを消す(人感センサー)

これは一例です。ほかにも自分なりのルールを考えれば、何かをきっかけにしていろんな動作をさせることが可能です。

センサーの違いにより、Remo miniではできることが少し制限されてしまいますが、それでもいろいろできるんですよね。

あまり難しいことをするつもりがないのであれば、Nature Remo miniでも十分に満足できると思います。

使い勝手はRemoもRemo miniも同じ

利用範囲と反応速度

Remo miniはサイズが小さいですが、赤外線操作できる家電との距離や範囲はRemoと変わらないと思います。

少し距離が離れている家電でも普通の広さの部屋であれば問題なく操作できます。

反応速度もRemo・Remo miniとも違いがないように思えます。

アプリの使い勝手

使用する際にはスマホのアプリで設定などを行いますが、アプリでの使い勝手・使い易さはRemoもRemo miniも同じです。

Remo・Remo miniの管理画面です。センサーの違いで、確認できる項目数が違っていますね。

Nature Remo(左)とNature Remo mini(右)の管理画面。センサーの表示が異なる

これにより、トリガー(きっかけ)として利用できるセンサーが違ってきます。ただ、それ以外はまったく同じ使い勝手だと思います。

複数台の利用も可能

こんな感じでRemoを複数台登録することが可能になっています。

(左)Remo複数台をまとめて管理可能 (右)通常版Remoではさまざまなトリガーが選択可能

まずはRemo miniで1台試してみて、これはいい! センサー使ってもっといろいろやってみたい! ってなったら、別の部屋用にRemoを買うってのもアリですね。

さいごに

Nature RemoとNature Remo miniの違いが伝わったでしょうか。

搭載されているセンサーの種類は大きな違いかもしれませんが、個人的にはRemo miniでも十分活用できると思いました。

実際、僕も自宅で利用する際には、センサーを多用した難しい設定をせずシンプルな機能の利用がメインです。

他社製品と比較してもNature Remoは「買い」なポイントがたくさんあると思うので、価格で悩むくらいならNature Remo miniをオススメしますよ。

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  • この記事を書いた人

ニィ

楽しく生きてる30代。雑記ブログ月15万PV。お仕事SE。Surface使い。甘党のブルダックレビュワー。

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