「ジョジョの奇妙な冒険」は、荒木飛呂彦先生による「人間賛歌」をテーマにしたグレートな漫画作品です。
ジョジョは2018年で連載開始30周年を迎え、現在は国立新美術館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催中(2018年8月記事投稿日現在)ですし、10月からは第5部のアニメ放送も予定されているなど話題は尽きませんよね。
アマゾンのAIスピーカー「Echo」でも、アレクサがジョジョネタを披露してくれたのでご紹介します。
どうやらアレクサはなかなかのジョジョラーだったようです。
「ジョジョの名言を教えて」
方法はかんたん、Echoに向かって「アレクサ、ジョジョの名言教えて」と質問するだけです。
「アレクサ、ジョジョの名言教えて」
アレクサ「だが断る」
いきなり断られてしまいましたが、ジョジョファンにとってはうれしい断られ方ですね。
こんな感じで厳選された名言をランダムで教えてくれます。
そのあと会話が続くわけでもなく、単発で名言を教えてくれるだけというシンプルな機能です。
アレクサが語るジョジョの名言集
Alexaが教えてくれたジョジョの名言をご紹介していきます。
ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!!
ジョジョ第一部、ジョナサン・ジョースターの決め台詞ですね。
クライマックスシーンの台詞のはずが、アレクサは特に抑揚もなくサラッと教えてくれました。アレクサにも血液のビートを刻んでほしいですね!
ズキュウウゥン
漫画史上もっとも衝撃的なキスシーンの効果音「ズキュウウゥン」。ジョナサンと恋仲になっていたエリナを引きはがそうと、ディオがエリナに無理やりキスしたときの擬音ですね。
というかコレ、名言じゃなくて効果音ですよ? アレクサさん!
そこにシビれる! あこがれるゥ!
先のキスシーンに対するディオの取り巻きたちが言ったディオへの賛辞です。
しかし、なぜこれをチョイスしたんだ…、アレクサさん??
貧弱! 貧弱ゥ!
人間を超越したディオが発した台詞がランクイン。
まったく抑揚のない機械的な読み方で、「ひんじゃく、ひんじゃくぅ~」と言われるのが地味にウケました。
ねーちゃん! あしたっていまさッ!
いじめられっ子のポコが勇気を出してジョナサンを助けに向かったときの名台詞。
なかなかマニアックなチョイスですね…。
だが断る
冒頭でもお伝えしましたが、こちらは第4部、岸部露伴先生が敵スタンドに誘惑されそうになったときの台詞ですね。
なぜかこのセリフだけ第4部から唐突に選出されています。
アレクサはジョジョファンなの?
これだけマニアックな名言を知っているなんて、アレクサはなかなかのジョジョマニアだと思います。
初期の名言が中心?
その後も何度もアレクサに名言を聞いてみましたが、上に挙げた名言しか教えてくれませんでした。
ランダムなので他にも確認できていないものがあるのかもしれませんが、全体的に初期の名言に偏っている気がしますね。
アレクサ、ジョジョは第1部しか読んでないの?
アレクサ、もっと情感豊かに!
残念な点を挙げるとすれば、セリフに感情が全然こもってないってことですね!
抑揚があるわけでもなく、ただ単調に棒読みするだけなんですよね。もっと感情を込めて、キャラになりきってノリノリで教えてほしい…。
「貧弱! 貧弱ゥ!」とか、どういうつもりで言っているのかアレクサに聞いてみたいです。
人間になりたくて一生懸命に"感情"を学習したけれど、結局人間の感情は持てなかった悲しいAI、みたいな雰囲気になってるのが切ないですね。
個人的には…
個人的にはですが「貧弱! 貧弱ゥ!」があるなら、「Uryyy / Wryyy」(=ウリイイイ)とかも言ってほしいですね!
あとはこれですかね。
さいごに
AmazonのEchoシリーズでジョジョの名言が聞けるよというお話でした。
一見して、この機能は必要なの? という機能にも思えてしまうかもしれませんが、ジョジョファンであれば必要ですよね。
今後、名言がもっと充実していくことを期待したいです。
これを機にスマートスピーカーデビューっていうのもいいかもしれませんよ。