ガジェット

Google Home・Amazon Echoでテレビのチャンネルを変更する方法~Nature Remo利用~

2018年7月29日

自宅にあるテレビをスマートスピーカーで操作したい。

以前、GoogleホームとChromecastを連携してテレビのオンオフを音声操作する方法をお伝えしました。

でも、それだけだと音量調節やチャンネル切替はできないんですよね。ここがちょっと不便。

今回は、スマート家電リモコン「Nature Remo(ネイチャーリモ)」を使って既存のテレビのチャンネル切替や音量調節などをやってみたいと思います。

とりあえず半年使ってみましたが、けっこう便利ですよ。

スマート家電リモコン「Nature Remo」

自宅で利用しているのはネイチャーリモというスマート家電リモコンです。AIスピーカーと連携させて電化製品を操作することが出来ます。

Wi-Fi経由で赤外線通信を利用して家電を操作するため、リモコン操作できる電化製品であればほとんど動作するところが良いところ。

テレビ以外にもNature Remoを使ってエアコンや照明などのスマートホーム化にチャレンジしましたが使い勝手は良いです!

2018年7月にNature Remo miniも発売されましたので、お手軽価格で導入したい方にはこちらもおすすめ。

通常版とミニの違いは、センサーの種類とサイズ感です。 通常版では「温度・湿度・照度・人感センサー」が付いていますが、ミニでは「温度センサー」のみ。サイズもミニはコンパクトです。

チャンネル切替も音量調節も可能!

Chromecastとの連携では、「OK Google、テレビつけて」などの音声によるテレビのON/OFFはできても、チャンネル切替や音量調節などはできませんでした。

このネイチャーリモを使うと、リモコンでできる操作が事実上すべて可能になるため、チャンネルも音量も替え放題になります。

うちのテレビのリモコンはこちらです。よくあるタイプですよね。どのメーカーのでもいけると思います。

一般的なTVのリモコン。うちはシャープAQUOSです。

Remo本体にリモコンで主要なボタンを1個ずつ設定していきます。

(左)Remoにリモコンを向けてボタンを押す。 (右)必要なボタンの数だけ登録します。

以上でNature Remoの設定は完了です。スマホでTVを操作できるようになりました。

つづいて、AIスピーカーと連携すると声かけだけでテレビを操作できるようになります。

Google Home、Amazon Echoとの連携についての詳しい手順はこの記事では割愛します。

テレビを音声操作してみよう!

音声リクエスト例

起動・停止 「OK Google、テレビつけて!」
「ねぇ Google、テレビONにして」
「アレクサ、テレビ停止して」
「アレクサ、テレビを消して」
チャンネルの操作 「OK Google、1チャンネルつけて」
「アレクサ、次のチャンネルにして」
音量の調整 「OK Google、テレビの音量上げて」
「アレクサ、テレビの音小さい」
その他 「OK Google、番組表見せて」
「ねぇ Google、テレビの音消して(ミュート)」

上記はAIスピーカーとNature Remoの連携をIFTTTで行った場合の音声リクエスト例です。

良い点

  • 音声でのチャンネル切替や音量調節が可能
  • リモコンでできることは事実上すべて音声操作可能

課題

  • 1リクエストに対して1アクションしかしてくれない
  • Chromecastを併用している場合は工夫が必要

1リクエストに対して1アクションしかしてくれない

Nature Remoにテレビのリモコンを登録する際、ボタン1つ1つの動作を地味に登録していくことになります。基本的には1つのリクエストで1つの動作しかしません。

たとえば、「音量上げて」と言ったとき、Nature Remoは音量を1段階しか上げてくれません。音量を2、3個増減させたい場合は何度も繰り返してお願いしなければいけません。

不便すぎて普通にリモコンでやった方が早い場面もあるわけです。

Chromecastを併用している場合は工夫が必要

Chromecastを利用しているとき「テレビつけて」というとNature RemoではなくChromecast経由でテレビがONになることが多かったです。

電源ON/OFFならどっち経由でやってくれてもいいのですが、「音量上げて」というリクエストでもChromecastが反応してしまい、テレビ本体の音量ではなく、Chromecastで再生する音量だけが上がってしまいます。(画面内のYouTubeの音量だけが上がるようなイメージ)

地上波の番組視聴ではテレビ本体の音量を変えないと意味がないので、IFTTTに登録するときに「テレビの音量小さい」などChromecastが反応しないキーワードで登録するなどの工夫が必要になりました。

使ってみた感想

よく利用するのは、テレビのON/OFFくらいですが、チャンネル変更やボリューム調節も音声で利用できるのは便利です。

ビデオへの入力切替やdボタン利用など細かい操作も音声だけで可能ですが、はっきり言ってリモコン使った方が早いと思います。よく使う機能だけを音声でも使うって感じですね。

さいごに

今回は、Nature Remoを使ってスマートスピーカーからテレビのチャンネル変更や音量調整をする方法についてご紹介しました。

クロームキャストはネット動画を視聴するには便利なのですが、スマートスピーカーでテレビを操作するのには向いていません。

スマート家電リモコンがあると一気にできることが増えるので、ご家庭に1台あると楽しいかもしれませんね。

\ この記事はいかがでしたか? /

  • この記事を書いた人

ニィ

楽しく生きてる30代。雑記ブログ月15万PV。お仕事SE。Surface使い。甘党のブルダックレビュワー。

-ガジェット
-, , ,

© 2024 誰かさんのタメイキ