Surface Laptop

「Surface Laptop 4」ベンチマーク性能比較。スペック別動作・ゲーム快適度。

2021年5月27日

Surface Laptop 4 ベンチマーク比較

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Surface Laptop 4のスペック構成ごとの性能比較を各種ベンチマークソフトで行いました。

実機で比較したスペック構成は以下のとおり。

  • 13.5" - Intel Core i5 - 8GB - 512GB
  • 13.5" - Intel Core i7 - 16GB - 512GB
  • 13.5" - AMD Ryzen 5 - 16GB - 256GB
  • 15" - AMD Ryzen 7 - 16GB - 512GB

お借りした検証機、および当サイトで準備したモデルでSurface Laptop 4に搭載されているすべてのCPUを計測したことになります。

もちろん13.5インチと15インチというサイズ・メモリ・ストレージ容量の違いによるスコア差は多少なりとも起こりますが、CPUの基本性能を比較する目安にはなると思います。

「Surface Laptop 4」購入の際にどのスペック構成を選択しようか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

それぞれのスコアは、当サイトでの計測結果です。複数回テストを行った場合は、平均値ではなく最も良い値を掲載する方式を取っております。 同じスペック構成でもデバイスごとに個体差があるため、他サイトのベンチマーク結果と必ずしも一致しないことをご了承ください。

Surface Laptop 4
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「Surface Laptop 4」ベンチマークまとめ

Surface Laptop 4 15インチ レビュー

CPUごとのベンチマーク結果

「Surface Laptop 4」の4種類のCPUをそれぞれのベンチマークソフトで計測した結果をまとめると次のことが言えます。

最初に結論

  • PCの全般的なパフォーマンス性能はRyzen 7モデルが優秀
  • ゲーム・動画編集などCG性能ではIntelモデルが優秀
  • エントリーモデルのRyzen 5モデルでも通常動作は快適
  • どのモデルでもSurface Laptop 3の類似構成よりは優秀

詳しい計測結果はこの後つらつらと並べてありますが、結論としては上記のとおり。

正直な話、ミドルレンジのWindows PCとしてはSurface Laptop 4は基本的なパフォーマンス性能が高いという結果となりました。PCを利用する用途によって向き不向きはあるものの、どのモデルを選択しても極端に失敗することがありません

前モデルSurface Laptop 3と比較しても、それぞれの類似構成のスコアが底上げされた形となっているため、一般的に軽めな作業がメインのユーザーであればどのモデルを選択しても問題ないでしょう。

ベンチマークソフト一覧

今回使用したベンチマークソフトは以下のとおり。

  • Cinebench R20/ R23
  • Geekbench 5
  • CrystalDiskMark 8.0.1
  • PassMark Perfomance Test 10.0
  • PCMark 10
  • 3D Mark - Time Spy
  • 3D Mark - Fire Strike
  • 3D Mark - Night Raid
  • ドラゴンクエストX ベンチマーク
  • ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
  • ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION ベンチマーク ver1.3

計測時のバッテリー設定は、電源プラン「バランス」、電源モード「最も高いパフォーマンス」でACアダプタに接続した状態での計測となります。

そもそもベンチマークとは、特定ソフトを一定条件下で実行することでデバイスの動作速度や性能を数値化して、複数デバイス間で性能を比較する際の材料とするもの。

基本的には数値が高いほど各パフォーマンス性能が高いということを示しますが、スコア数値はあくまでソフトのテスト内容における測定値であって、実際の使用におけるパフォーマンスとは異なるという点は注意が必要です。

それでは各ベンチマークの結果を順番にご紹介します。

ニィ
この記事では他メーカーのPCとの性能比較はしていませんが、各スコアは他と比較しても決して悪くないと思います

プロセッサ性能のベンチマーク

Surface Laptop 4

引用元:Microsoft

Cinebench R20/ R23

CINEBENCH R23

Cinebenchは、CPUの性能をスコア表示してくれるソフトです。CPUの計算能力のみでCGを描画させることでCPU性能を数値化し比較するツール。

最新版R23では、シングルコアとマルチコアを別々に計測できるようになっていますが、過去に計測したデバイスとの比較のため旧バージョンR20のスコアも掲載しておきます。
なお、R20とR23の数値に互換性はありませんので単純比較はできません。

CINEBENCH R20

Cinebench R20 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
R20 Score 2090 2026 2500 3690

CINEBENCH R23

Cinebench R23 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
R23 Multi-Core 4795 5046 5673 8473
R23 Single-Core 1333 1454 1116 1271

まずR20ではマルチコア性能の比較となるようで、CPUコア数が多いAMD Ryzenが高い結果となりました。

続いてR23では、R20の結果同様、マルチコア性能はAMD Ryzen、特にRyzen 7モデルが大差をつけて好スコアをマーク。一方、シングルコア性能では、Intelモデルの方がスコアが高いという結果でした。

  • Intel CPUは、シングルコアスコアが高い
  • AMD Ryzenは、マルチコアスコアが高い

Geekbench 5

Geekbench 5

GeekbenchはCPU/GPU性能の測定を行えるベンチマークソフト。クロスプラットフォーム対応でMacやスマホOSとの比較も可能なのが特徴。

基本的にはCinebenchの計測結果に準ずる形で、マルチコア性能ではRyzen 7モデル、シングルコア性能ではIntel Core i7モデルが優秀という結果となりました。

CPU性能

Geekbench 5 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
Multi-core Score 5172 5786 5838 7069
Single-core Score 1382 1560 1072 1175

Compute性能(OpenCL)

Geekbench 5 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
OpenCL Score 15022 18234 10829 11607
  • Intel CPUは、シングルコアスコア、OpenCLスコアが高い
  • AMD Ryzenは、マルチコアスコアが高い

ストレージ性能のベンチマーク

CrystalDiskMark 8.0.1

CrystalDiskMark 8.0.1

ストレージのデータ転送速度を計測するベンチマークソフト。Surface Laptop 4では、内蔵されるSSDストレージの速度を計測しました。

今回計測したSSDストレージは、256GBおよび512GBでモデルによってサイズが異なります。

結果、どのモデルもストレージのアクセス速度は高速でした。サイズに関係なくデータ転送速度はほぼ均一と言えます。

Surface Laptop 4 CrystalDiskMark ベンチマーク

CrystalDiskMark - Intel


Surface Laptop 4 CrystalDiskMark ベンチマーク比較

CrystalDiskMark -AMD

  • SSDストレージは高速
  • CPUの種類に関係なくほぼ同性能

総合パフォーマンスのベンチマーク

PassMark PerfomanceTest 10.0

PassMark PerformanceTest

CPU、2D、3D、ディスク、メモリの5項目を計測し、PCの総合的なパフォーマンス性能を計測してくれるベンチマークソフトです。

各項目ごとの優劣はあるものの、トータルで比較するとマルチコア性能の高いRyzenモデルが優位という結果でした。

PassMark PerfomanceTest 10.0 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
Total Score 3471.3 3918.4 4290.1 4413.9

PCMark 10

PCMARK10

PCMark 10は、PCのアプリ実行におけるパフォーマンスを計測するベンチマークソフトで、PCを実際に使用した作業の快適性を計測できるツール。

計測項目は、Webサイトの表示、ビデオ会議、グラフィック表示、ドキュメント作成など多岐にわたり、PCで行う一般的な動作を網羅するようなテストとなっています。

メモリやストレージ容量も結果に大きく影響してくるため、純粋にCPU性能の比較ではありませんので、目安程度に考えてください。

PCMark 10 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
Total Score 4302 4629 4593 4915

結果はRyzen 7モデルが最も高評価。特定の重いアプリに限定せず、様々なアプリケーションの実行に際してはマルチコア性能の高いRyzen 7モデルが優位ということのようです。

ただし、やはりというべきかRyzenモデルはコンテンツ作成などクリエイティブ作業ではスコアがそれほど高くありませんでした。

全体として、Surface Laptop 4はどのモデルでも標準スコアが高いため、さまざまな作業において快適に利用できそうです。

3Dグラフィックス ベンチマーク

3DMARK

3D Mark - Time Spy

Time Spyベンチマークは「DirectX 12」のグラフィックス性能を測定するベンチマークソフトです。ゲーミングPC向け。

グラフィックス性能ではインテルモデルが高スコアでした。

Surface Laptop 4 3DMARK ベンチマーク

3DMARK - Time Spy


Time Spy ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
Total Score 1502 1771 1166 1328
Graphics score 1336 1608 1027 1170
CPU score 5139 4192 5047 5694

3D Mark - Fire Strike

Fire Strikeベンチマークは、高性能なゲームパソコン用の「DirectX 11」のグラフィックス性能のテストです。

こちらもインテルモデルのスコアが高くなっています。

Surface Laptop 4 3DMARK ベンチマーク

3DMARK - Fire Strike


Fire Strike ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
Total Score 4145 4813 3079 3432
Graphics score 4541 5406 3396 3721
Physics score 13064 11255 15395 16903
Combined score 1548 1796 1062 1236

3D Mark - Night Raid

Night Raidは、内蔵グラフィックスを搭載しているPCなどを対象とした「DirectX 12」のベンチマークテストです。

こちらの結果でもインテルモデルが圧倒的に高スコアをマークしました。

Surface Laptop 4 3DMARK ベンチマーク

3DMARK - Night Raid


Night Raid ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
Total Score 14774 16188 12381 13824
Graphics score 18379 20613 13316 14721
CPU score 6997 7304 8860 10277

ゲームベンチマーク

ドラゴンクエストXベンチマーク

DQX ベンチマーク

SQUARE ENIX

比較的軽量なゲーム「ドラクエX」のベンチマークソフト。

ソフトでは、画質・ウィンドウサイズなどを設定できますが、今回は「最高品質」および「標準品質」、解像度1920 x 1080、フルスクリーンでテストを実施。

結果は、Intel Core i7モデルがトップスコアをマーク。Core i5モデルが続きます。

Surface Laptop 4 DQ10 ベンチマーク

DQX ベンチマーク

Ryzenモデルでも画質を下げることで「すごく快適」なプレイが見込めるため、どのスペック構成でもライトなゲームプレイは十分満足できると思われます。

DQX ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
最高品質 11704
すごく快適
12381
すごく快適
8944
とても快適
9370
とても快適
標準品質 13133
すごく快適
13696
すごく快適
10076
すごく快適
10909
すごく快適

FINAL FANTASY 14 ベンチマーク

FINAL FANTASY XIV

SQUARE ENIX

やや重めなゲーム「FF14」のベンチマークソフトです。美しい画面描写が多く登場するゲームの快適度を計測できます。

こちらもプレイ時の画質と画面サイズを設定できるため、「高品質」と「標準品質」の2パターンで計測。

結果はやはりIntelモデルが優秀。FF14の重さは中級クラスですが、インテルモデルなら「非常に快適」にプレイできるという結果となりました。

Surface Laptop 4 FF14ベンチマーク

FF14 ベンチマーク


Surface Laptop 4 FF14ベンチマーク

FF14 ベンチマーク

前モデルSurface Laptop 3のときはだいぶ動作が重かった印象ですが、かなり快適に動作するようになっています。

エントリークラスのRyzenモデルでさえ解像度を落とさなくても「快適」なプレイが見込めるのは大きな進歩です。

FF14 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
最高品質 5586
とても快適
6483
とても快適
3826
快適
4198
快適
標準品質 6743
とても快適
7060
非常に快適
5533
とても快適
5021
とても快適

FINAL FANTASY 15 ベンチマーク

FINAL FANTASY XV

SQUARE ENIX

かなり重いゲーム「FF15」のベンチマークソフト。まるで実写のような映像シーンが多いのが特徴のゲームです。

こちらは、Ryzen、Intelモデルともにすべての構成で動作は重かったです。一応動くには動きますが、動作がカクカクして全体的にスムーズではなく、大半のモデルで「動作困難」の判定を受けてしまいました。

画質を落としての計測も行いましたが、大きなスコア改善にはなりませんでした。Surface Laptop 4ではこのクラスの重量級ゲームのプレイには向いていません。

FF15 ベンチマーク
Core i5 Core i7 Ryzen 5 Ryzen 7
標準品質 1953
動作困難
2170
重い
1396
動作困難
1561
動作困難

ベンチマークまとめ

Surface Laptop 4 レビュー アイスブルー

 

繰り返しになりますが、最後にまとめます。

この記事の結論

  • PCの全般的なパフォーマンス性能はRyzen 7モデルが優秀
  • ゲーム・動画編集などCG性能ではIntelモデルが優秀
  • エントリーモデルのRyzen 5モデルでも通常動作は快適
  • どのモデルでもSurface Laptop 3の類似構成よりは優秀

さまざまなベンチマークソフトでの計測の結果、PCの全般的なパフォーマンス性能ではAMD Ryzen 7モデルが圧倒的に優秀という結果でした。

Webサイトの閲覧、ビデオチャット、ドキュメント作成などを複数同時に行う場面でも一番快適に動作するというイメージです。

ただし、グラフィックス関連の処理においてはIntel Core i5、Core i7モデルの方が優秀でした。

インテルモデルは、CPU内蔵型のグラフィックスとしては非常に優秀で、ゲームや動画編集などグラフィックスが重要となる特定アプリを利用する機会に活躍します。繊細な映像表現の多いゲームでもカクカクすることが少ないですし、画像や動画編集では単純に処理時間が短縮されました。

今回のラインナップとして、AMD Ryzenがエントリーモデル、Intel Core iがハイクラスモデルという価格設定となっているように見えますが、計測結果としては用途によって一長一短あるため、けっしてRyzenモデルが劣っているということはないことが証明されました。

エントリーモデルとなるAMD Ryzen 5モデルでさえ、各種ベンチでは優秀なスコアとなっていますので、パソコンで「特にコレがやりたい」というものがなく、一般的に軽めの作業をあれこれやりたいならRyzen 5モデルで十分対応できるはずです。

ご自身がよく利用するソフトがどういったものなのかをキーにスペック構成を選ぶと良いでしょう。


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ニィ

Surface大好きなSurface評論家のニィです。実際に手にしたSurfaceの感想をレビューしたり新製品について予想したりしています。

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