Surface Duoでの物理SIMの設定についてご紹介します。
Surface Duoは通常のSIMカードとダウンロード型のeSIMに対応していますが、ここでは物理SIMを利用してモバイルネットワークに接続してみます。
今回はSIM回線として、mineo Dプランのnano SIMカードを使用します。
一般的な通信サービスであれば設定手順は同様だと思われますが、回線会社・サービスによってはうまく接続できない場合がありますのでご注意ください。
たとえばmineo Dプランでは利用できましたが、LINEモバイル auプランではうまくいきませんでした。
Surface Duoで物理SIMを使う(mineo Dプランの場合)
Surface DuoへSIMカードを挿して設定していきたいと思います。
今回はマイネオのDocomo回線を利用してデータ通信・通話を行うことが目標。
結果的にはこんな感じで問題なくドコモ回線に接続してインターネット、および電話をすることが可能となりました。
ただし、回線会社や選択するSIMプランによってはうまく接続できない場合もあるため注意する必要がありそうです。
2020年10月時点ではSurface Duoは米国版のみが販売されていますが、今後、国内版が発売されるまでには多くのSIMサービスで利用可能となるよう期待したいところです。
SIM設定手順
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1SIMカードの挿入
Surface Duoで物理SIMのセットアップをするために、SIMカードを挿入します。
Surface DuoはnanoSIMカードに対応しています。
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2APN設定
「設定」から「モバイルネットワーク」を開き、挿入したSIMを選択します。
「アクセスポイント名」からAPNの設定をします。今回はDOCOMO回線SIMのため、プリセットされているAPN設定が一覧で表示されました。
一覧に利用しているSIMサービスと一致するものがあれば選択します。マイネオの場合は一覧にありませんでしたので「+」からAPN設定を手動で登録しました。
この辺の設定情報については通信会社各社のAPN設定をご確認ください。
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3SIMの名称をわかりやすく変更
これはやってもやらなくてもいいのですが、登録したSIMの名称を任意の名称に変更することができます。
デバイス内で区別しておきたい場合などは自分のわかりやすい名称に変更しましょう。
以上で物理SIMのセットアップは完了です。通信キャリアが認識されてアンテナマークが正常に表示されていることを確認してください。
Surface DuoのSIM利用は回線会社ごとに対応が違いそう
Surface DuoでのSIMカード利用は通常のAndroid端末と同様ですが、利用する回線サービスによっては上記の手順だけではモバイルネットワークへ接続できない場合もあります。
この辺は国内未発売端末ということもあり、各回線会社が確認していないでしょうし、ユーザーさんからの情報もまだ少ないため慎重に検討した方がいいかもしれません。
とりあえず、mineo Dプランでは使えました。LINEモバイルのau回線ではうまくいかず…。
そのほか、Twitterに上がった報告はこんな感じです。
確保おめでとうございます!Rakutenは、パートナーエリアだとダメな感じです…。
Y!は使ってないのですが、ソフトバンクのC2 SIMはデータ通信、通話ともに問題ありませんでした。— がぢぇぱん (@twingo_matic) September 18, 2020
本日y.u mobileのsim届いたので早速さしてみました。通話、データ問題ありませんでした。ワイモバイルはなんでだめなのだろう。
— 猟師しょむ (@hunter_shom) September 24, 2020
という感じで、利用するSIMカードによって通話・データ通信がうまくいく、いかないが左右されそうです。
Surface Duo国内発売時にはその辺が整理されているといいですね。