Microsoft モダン USB-C スピーカーをレビューします。
オンライン会議にTeamsを利用している企業は多いと思いますが、テレワークで自宅や社外のワークスペースでもスピーカーで高音質なWeb会議がしたいと思うことがあります。
今回ご紹介するのは、Microsoftから発売されたモダンUSB-Cスピーカーです(2021年9月発売)
最初に結論
- Microsoft Teams認定アクセサリなのでビジネスのオンライン会議が多いなら最適!
- オフィスの会議室で複数人で使っても十分なマイク性能!
- サイズ感・音質・デザインも良いので自宅のリモートワーク用にも!
Microsoft Teams認定アクセサリーとなっているので、オンライン会議で高品質なコミュニケーションがとれるのはもちろん、Teamsの起動や会議中の音量調節、マイクミュートもかんたんにできるのもポイント。
通常、この手のスピーカーはオフィスの会議室などで利用するイメージですが、テレワークが一般化した現在なら自宅でWeb会議に参加する際の手頃なスピーカーとしてもかなりオススメです。
普通に音楽を聴くにも十分な音質のオーディオスピーカーなので、自宅でWeb会議と音楽再生を兼用する用途でも使えそうです。
今回はマイクロソフト様より実機をお借りしてきましたので、詳しい使い方をご紹介します。
・本レビューは、日本マイクロソフト様より商品を貸し出していただき執筆しています。
・当サイトは、マイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して紹介料を得ています。
「MicrosoftモダンUSB-Cスピーカー」特徴とメリット
はじめにMicrosoftモダンUSB-Cスピーカーの主な特徴とメリットをご紹介していきます。
持ち運びに便利なコンパクトスピーカー
片手で持てるサイズのコンパクトなスピーカーです。ブラックを基調としたプレミアムなデザインが特徴。
小さな会議室や自宅の机の上でも邪魔にならないすっきりとしたデザインで、ビジネスでもプライベートでも兼用できるのがうれしいところ。
ケーブルは本体に巻き付けて収納可能で、付属の専用キャリングケースに入れれば持ち運びに便利です。
これなら会議室への移動時に持ち歩いたり、カバンへ入れて外出する際にも負担にならない大きさですね。本体実測193g、ケース付きでも246gとそこまで重くありません。
Teams認定のスピーカーは便利
一番のポイントはMicrosoft Teams認定アクセサリーだというところです。
[Microsoft Teams]ボタンを押すだけでアプリを起動でき、スムーズに会議に参加することができます。
自分の声が相手に聞こえる状態かどうかを一目で確認できるステータスライトがあるのも便利。
会議開始の通知や個人の通話があった際にもLEDで知らせくれるので、とても使いやすいです。
音声通話も音楽も聴ける高音質スピーカー
オンライン会議用に設計されているため、音声通話に最適化されたスピーカーになっています。
しばらく使っていますが、会議では相手の音声が聞き取りやすくクリアに聞こえるので会話に集中できます。
通常のスピーカーとしての性能も十分で、試しに音楽を再生してみましたが、快適に楽しめるレベルのクオリティでした。
音楽や映画の再生時に、PCのスピーカーでは物足りないと感じたらコレはちょうどいいかもしれません。
マイクは離れていてもクリア
マイク性能もよくて、会話相手には特にノイズもなくクリアな音声で聞こえているようです。
1m程度の離れた距離からの会話でも十分はっきりとした音声が相手に伝わりました。
背景ノイズを低減させる無指向性マイクを搭載しているため、リモートワークや外出先で周囲の声や雑音が気になるシーンで利用する際にも、相手にクリアな声を届けることができるとのこと。
小さめの会議室のデスクの真ん中にスピーカーを置けば、複数人がさまざまな方向から会話しても音声を十分に拾ってくれます。
USB有線接続が安心
最近はBluetooth接続のワイヤレススピーカーなども流行っていますが、ビジネス用途で考えるとやっぱり有線接続の方が安心です。
- ワイヤレスのような回線トラブルが少ない
- ポートに挿せばとりあえず使える
- 充電いらずでバッテリー切れがない
USBケーブルで接続する一番のメリットはワイヤレスに比べて回線トラブルが少ないことです。
大事な会議で音声が途切れ途切れで聞き取りづらかったり、発言がうまく伝わらないなんてことが少ないです。
急な会議で急いでいるときでもPCのポートへ挿し込むだけで準備完了となるのもメリットですね。
また、バッテリー式ではないため、会議前に充電などの準備をする必要がないのも便利なポイントですね。
技術仕様
本体サイズ | 長さ: 138 mm 幅: 70 mm 奥行き: 29 mm |
---|---|
重量 | 約 191g |
外形 | 色: マットブラック 素材: 布+シリコン |
再生周波数帯域 | 音楽再生時: 200 Hz ~ 20 kHz 会議機能使用時: 300 Hz ~ 10 kHz |
スピーカー | 50 mm フルレンジドライバー |
音圧レベルの出力 | 最大 83 dB SPL (1 kHz@0.5 m、電源オンの状態でケーブル接続時) |
同梱物 | Microsoft モダン USB-C スピーカー キャリーケース クイックスタートガイド 安全性および保証に関するドキュメント |
Microsoft Teams 認定の詳細 | 1.5 m の会議室仕様に合格 |
ケーブルの長さ | 680 mm |
入力 | USB-C コネクタ |
マイク | 無指向性マイク 2個 |
互換性 | Windows 10 Windows 8/8.1 Mac OS X 10.15 Mac OS 11.0 |
ボタン/コントロール | Microsoft Teams ボタン、ミュート ボタン、 音量上/下ボタン、フック スイッチ ボタン |
保証 | 1年間の製品保証 |
「MicrosoftモダンUSB-Cスピーカー」使い方
スピーカーの使い方はすごくかんたんです。
初回セットアップ方法
まずは初回のみのセットアップから。
セットアップといっても、パソコンでスピーカーが認識されているのかを確認する程度です。
Microsoft Teamsのデバイス設定で、オーディオデバイスとしてModern USB-C Speakerが選択されていることを確認します。
Microsoft Teams > アイコン左側[・・・] > 設定 >
デバイス > オーディオデバイス
スピーカーとマイクの選択で「Modern USB-C Speaker」が選択されていれば、スピーカーを通して通話することができます。
基本的にはスピーカーを接続した時点でModern USB-C Speakerが選択されているはずです。
普段の使い方
使い方 3ステップ
- USB-Cポートへ接続する
- ボタンでTeamsを起動する
- オンライン会議へ参加する
step
1USB-Cポートへ接続する
パソコンのUSB-Cポートへケーブルを接続するだけで準備完了です。
まず、スピーカー底面に収納されているUSBケーブルを適度な長さに引き出します。
つづいて、ケーブルをパソコンのUSB-Cポートへ挿し込むだけのプラグアンドプレイでスピーカーのボタンが点灯します。
step
2ボタンでTeamsを起動する
Microsoft Teamsのアプリがインジケータに常駐している場合、ウィンドウを開いていなくても[Microsoft Teams]ボタンを押すとアプリが起動します。
step
3オンライン会議へ参加する
アプリから会議へ参加、または通話の応答ボタンを選択するとWeb会議へ参加できます。
通話はUSB-Cスピーカーを通して行います。
スピーカーのボタン操作について
本体には通話の応答・終了、音量調節、マイクのミュート、Microsoft Teamsボタンがあります。
Microsoft Teams |
Teamsアプリを起動し、通話する相手を選択し電話を掛けたり、予定表から会議へ参加することができる。 また、会議が開催された通知を受け取ると、白くフェードイン・フェードアウトで知らせてくれる。 |
---|---|
応答/通話の終了 |
通話の呼び出しに応答する。着信呼び出しがあるとボタンが白く点滅、通話中は白く点灯。 呼び出し時の長押しで通話を拒否する。 通話中または会議中にボタンを押すと通話の終了または会議から退出できる。 |
音量を上げる |
ボリュームを上げる。PC本体の音量が調節される。 |
音量を下げる |
ボリュームを下げる。PC本体の音量が調節される。 |
ミュート |
通話中や会議中に押すと自分自身の声がミュートされる。 ミュート中は赤く点灯、もう一度押すとミュート解除。 ミュート中に[ミュート]ボタン長押しで一時的な短い発言が可能。 |
Microsoft Teams で Microsoft Modern USB-C Speaker を使用する - Microsoft
通話中やミュートなどのボタンのライトが点灯するので、視覚的にわかりやすいのがポイントです。
ミュートボタンを押すとPCアプリ側のミュートボタンも連動するようになっています。会議中のマイクオン・オフが物理的に操作できるのは誤操作が少なくなり便利です。
その他のシステム設定
Microsoft Modern USB-C Speakerをもう少し細かく設定したい場合には以下の設定が可能です。
Windowsのシステム設定
Windowsのシステム設定でもオーディオデバイスのサウンドの出力・入力の設定が可能です。
> 設定 > サウンド > エコーキャンセルスピーカーフォン
出力の設定では、立体音響の設定も利用できます。3D立体音響(バーチャルサラウンド)としてWindows Sonic for Headphonesを設定しておけば、映画鑑賞などで5.1ch音声やDolby Atmos対応コンテンツを再生する場合に臨場感あふれるコンテンツ再生が楽しめそうです。
Microsoft Accessory Center設定
Microsoft Storeから「Microsoft アクセサリーセンター」アプリをダウンロードすれば、Microsoftアクセサリーを好みに合わせてカスタマイズすることができます。
Modern USB-C Speakerでセットできるのは、ガイダンス音声のオンオフ、ガイダンス音声の音量、ミュートボタン長押しで一時的な発話を許可するかどうかの設定です。
デバイスのシリアル番号やファームウェアバージョンなどの情報確認、デバイスの初期化リセットも行えます。
「MicrosoftモダンUSB-Cスピーカー」注意点
Modern USB-C Speakerは基本的には使い勝手の良いスピーカーですが、いくつかデメリットもあると思うので書いておきます。
USB-CポートがないPCでは使えない
当然のことですが、USB-Cポートがないパソコンでは利用することができません。
最近はUSB-Cポート搭載のPCが増えてきましたが、まだまだUSB-Aポートのみのモデルも多いと思います。
USB-CケーブルからUSB-Aポートへは変換アダプターを利用することはできないため、USB-CポートがないPCではどう頑張っても利用することができない点は注意です。
ボタンがうまく動作しないことがある
[Microsoft Teams]ボタンをはじめ、オンライン会議に役立つ[応答]や[ミュート]ボタンなどがありますが、これらのボタンがうまく動作しない場合があります。
パソコンのせいなのか、タイミングなのかわかりませんが、通話が来た時に[応答]ボタンを押しても通話開始とならず、結局PCアプリから通話を開始するといったことがしばしば。終了時も同じボタンを押すと会議から退出できるはずですが反応せず、ということもありました。
それ以外のボタンでは特にトラブルはないのですが、たまに調子悪くてイライラするかもです。
Zoomミーティングでも使えるが、ボタンは音量とミュートのみ
Teams以外のオンライン会議では、Zoomなどでもこのスピーカーを利用することができました。
スピーカーとマイクの機能、および音量調節とミュートボタンは利用可能で、会議をする上で問題なく使用できました。
ただし、コントロールボタンはすべてが利用できるわけではありません。Teamsボタンは利用することができず、利用可能と確認できたのは音量調節とミュートのみでした。通話の応答ボタンがZoomで利用可能かどうかは未確認です。
公共の場では使いにくい
オフィスや自宅、専用のワークスペースなどではとても使いやすいスピーカーですが、カフェなど周囲に人が多い場所では使いにくいです。
スピーカーなので当然と言えば当然ですが、会話の音声が周囲に漏れてしまいます。また、周りの雑音をマイクで拾ってしまうので、公共の場での利用には向いていないです。
「Microsoft モダンUSB-Cスピーカー」価格
Microsoft モダン USB-C スピーカーは、公式マイクロソフトストア、その他ECサイトで購入することができます。
定価¥13,090 (税込)
公式マイクロソフトストアでは、以下の特典があるのでオススメです。
- 全商品送料無料
- 60日間返品無料
- 購入前の電話・チャットサポート
「Microsoft モダンUSB-Cスピーカー」買うべき?
テレワークをしていて、オンライン会議が多いならオススメです。
Microsoft モダン USB-C スピーカーは、どこでオンライン会議をするのにもちょうどよいスピーカーでした。
テレワークが一般的になった現在では、自宅でリモート会議へ参加するシーンも多いため、自宅用スピーカーの選択肢のひとつにはなりそう。
USB-C接続が可能なコンパクトスピーカーで、ある程度の機能や音質を求めると1万円以上するものは結構多い印象です。
Microsoft モダン USB-C スピーカーは、Web会議での利用に特化した製品というのがポイントで、便利なコントロールパネルが付いたMicrosoft Teams認定アクセサリというのが特徴。
SurfaceをはじめとするUSB-Cポートを備えたWindows PCを利用しているなら、会議用スピーカーとして良い選択肢になります。
自宅のリモートワーク環境をより快適にしたいならチェックしてみてください。
ヘッドセットや据え置き型のオーディオドックもレビューしてますので、よかったらこちらもどうぞ。
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