Surface Pro XでARM版のPhotoshop Betaを利用することが可能となりました。
昨年、ARMベースのSurface Pro Xが米国で発売された際、AdobeはCreativeCloudアプリスイートをARMベースのWindows 10 PCへ導入する作業を行っていることを発表していました。
そして先日、AdobeからPhotoshopのBeta版でARMデバイスのネイティブ利用が可能となったことが発表されました。CreatuveCloudデスクトップアプリからベータ版をダウンロードすることが可能です。
Surface Pro XでPhotoshop Beta版が利用可能に!
ARMベースWindows 10であるSurface Pro Xでは最新版Photoshop CCの64bit版は利用することができません。Windows on ARMでは64bitアプリが完全にサポートされていないからです。

通常インストールではSurface Pro Xへうまくインストールできません。
これまで、Photoshop CCを利用する場合は、古いバージョンのPhotoshop CC 2018の32bit版をエミュレーションして実行する必要がありました。
今回、11/17にPhotoshop BetaがARM対応されたということでさっそく使ってみます!

「ベータ版アプリケーション」からベータ版をインストール。
アプリのインストールはデスクトップアプリのCreatuveCloudアプリ内の「ベータ版アプリケーション」から行うことができます。

Beta版のPhotoshop for ARM、普通に使えそう。
Surface Pro Xでのインストールは問題なく行えました! アプリ全体の動作も大きな問題なく利用することができそうです。
ARM64ネイティブアプリとしてスムーズで快適に動作しています(個人的な体感)

ベータ版は利用できない機能の制限あり
今回発表されたPhotoshop Beta版は、ARM版Windows 10向けに提供されたもので、現時点ではベータ版という扱いです。ほぼ同時に提供が開始されたApple M1向けのBeta版と合わせてARMデバイス上で利用することができます。
どちらもネイティブ動作は可能ですが、Camera RAWや空の置き換え機能(Sky Replacement)、コンテンツに応じた塗りつぶし機能(Content Aware Fill)、コンテンツに応じた拡大・縮小機能(Content Aware Scale)は利用できません。
また、ビデオファイルを開こうとすると「DynamicLinkは利用できません」というエラーが表示されアプリがクラッシュするなどうまく動作しない部分もあります。

Adobeでは今後数週間でさらなるアップデートを行う予定とのこと。