日本マイクロソフトは1月11日にデュアルスクリーンAndroid「Surface Duo 2」を発売しました。今回、Surface Duo 2の魅力や日本での販売戦略についてマイクロソフトのコーポレートバイスプレジデントであるマット・バーロゥ氏がメディア向けにオンラインで説明を行いました。
モバイルでの究極の生産性を仕事でもプライベートでも
Surface Duo 2は片面5.8インチ、2画面で8.3インチとなる折りたたみ式のAndroidデバイスです。
SoCとして、Qualcomm Snapdragon 888を搭載し、トリプルカメラ搭載、5G・NFCに対応するなど日本未発売の前モデルから大きく性能面で改善されています。
現時点で、地球上で最も薄い5Gデバイスであると強調しました。
Surface Duo 2を販売した経緯として、ビジネスとプライベートの境界線があいまいにっているこの時代に、小さな画面のスマートフォンでは生産性を維持するのが難しいと感じるユーザーが多いためとのこと。
Surface Duo 2は、プロフェッショナル向け、生産性をより向上したい人向けのデバイスであるとし、最新のプレミアムスマートフォンでできることはすべてできる上に、電話以上の価値を提供できると説明しています。
2画面デバイスの優位性、ビジネスとプライベートの分離も可能
Surface Duo 2は左右のディスプレイでそれぞれ別々のアプリを実行することや、8.3インチの大画面で豊かな体験ができるのが特徴のデバイスです。
たとえば、Teams会議に参加しながらOutlookメールを確認したり、会議のメモを取ることもできます。
2つのウェブサイトを見比べたり、お店を調べながらSNSでチャット、まるで文庫本やマンガを読んでいるような体験ができたり、ゲーム画面とコントローラが一体化した1台でのプレイが可能になるなど、2画面がもたらす生産性アップには大きなものがあります。
カメラ機能もアップデートされており、高画質の写真を撮影後すぐにもう一方の画面で確認することができ、そのまま編集もできます。
また、1つのデバイスをビジネスとプライベートで兼用する場合に重要となるオンオフの切り分けについても、ビジネス用・プライベート用でメディア、予定表、メモなどのデータを別管理できることがわかりました。
アップデートは継続的に行う予定
Surface Duo 2は米国での発売以降、これまでに多くの新機能を追加しています。
一方で、2画面デバイスということもあり、いくつかの不具合も指摘されていました。それについては、アップデートにより改善されてきた経緯があるとし、今後も月ごとの更新を継続することを説明しました。
これまでのスマートフォンでは叶えることのできなかった新しい毎日として、Surface Duo 2があれば仕事でもプライベートでも生産性の高い豊かな生活ができるとしてイベントを締めました。
全国でSurface Duo 2の展示も始まる
国内でSurface Duo 2の実機を展示する店舗についても紹介がありました。
各店舗では、使い勝手のわかるコンテンツの提供や、製品について販売員から説明を受けることも可能とのことです。
◆家電量販店 (五十音順)
エディオン:
広島 エディオン蔦屋家電
ビックカメラ:
ビックカメラ AKIBA/ビックカメラ 池袋本店パソコン館/ビックカメラ 大宮西口そごう店/ビックカメラ 札幌店/ビックカメラ 渋谷東口店/ビックカメラ 新宿西口店/ビックロビックカメラ 新宿東口店/ビックカメラ 立川店/ビックカメラ 天神 1 号館/ビックカメラ 名古屋 JR ゲートタワー店/ビックカメラ 名古屋駅西店/ビックカメラ なんば店/ビックカメラ 有楽町店/ビックカメラ ラゾーナ川崎店
ヤマダ電機:
LABI 品川大井町店/LABI 渋谷/LABI1 なんば/LABI1 日本総本店 池袋
ヨドバシカメラ:
新宿西口本店/千葉店/マルチメディア Akiba/マルチメディア梅田/マルチメディア川崎ルフロン/マルチメディア吉祥寺/マルチメディア京都/マルチメディアさいたま新都心駅前店/マルチメディア札幌/マルチメディア仙台/マルチメディア博多/マルチメディア町田/マルチメディア横浜
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「Surface Duo 2」実機レビュー!2画面でマルチタスクや読書が快適!賛否あるけど僕は好き。