「Surface Laptop 6」の発売日やスペックなどの予想記事です。
マイクロソフトの「Surface Laptop」シリーズは、SurfaceブランドのスタンダードなクラムシェルPCです。
現時点でSurface Laptop 6のリリースは公式に発表されていません。
2024年1月までの情報では、Surface Laptop 6は2024年6月に発売する可能性が高いです。
この記事では「Surface Laptop 6」の発売日や仕様に関するウワサをまとめていきます。
すべての内容はマイクロソフトが公式的に発表しているものではなく、海外メディアを中心に予測されているものとなり、予測が大幅に変更となっている記載が含まれる可能性がありますのでご了承ください。
当記事の内容は当サイトで独自に調査・収集した情報となります。リーク情報を含め確実性はありません。SNS以外のメディアへ掲載する際は引用ポリシーをご確認くださいますようお願いします。
「Surface Laptop 6」はいつ発売されるのか?
現行モデルのSurface Laptop 5は2022年秋に登場ました。通常であれば2023年秋にSurface Laptop 6が発表されるとみられていましたが、2023年の発表は見送られました。
2024年1月時点のリーク情報では、Surface Laptop 6は2024年6月に発売される可能性が高いとされています。
3月21日にSurface関連の発表イベントがあるという噂が登場しています。
Surface関連のリークで実績のあるWindowsCentralのZacBowden氏によれば、Surface Laptop 6はSurface Laptop 5が利用可能な地域で、同様の価格体系でリリースされる可能性が高いと報告しています。
今後の動向に注目したいです。
「Surface Laptop 6」予測されるスペック・仕様
Surface Laptop 6はコードネーム「Hudson Valley」として開発されています。
Surface Laptop 6のスペックや製品仕様について現時点で噂されているもの、期待されている内容をまとめていきます。
IntelとArmチップを搭載か
Surface Laptopではこれまで最新世代のIntelプロセッサが搭載されてきました。最近の傾向ではSurface Proと同一モデルのチップが採用されています。2024年発売なら第14世代Intel Core i5/ i7の搭載が濃厚です。
現行モデルで採用されたUシリーズプロセッサが次期モデルでも採用される可能性が高く、日常のほとんどの作業であれば快適に動作するでしょう。
さらにSurface Laptop 6ではIntelモデルのほかに、Qualcomm Snapdragon Xシリーズのチップを搭載したArmモデルが登場するのではないかと期待されています。Microsoft SQ4(仮称)として搭載されれば、バッテリー寿命、パフォーマンス、セキュリティ面でMacBook Airに匹敵するモデルとなるかもしれません。
MicrosoftはIntelとArmの両方を搭載しているという意味で、Surface Laptop 6を最初の真の「次世代AI PC」の1つとして販売したい考えがあるという話です。
その他では、Surface Laptop 4まで利用できたAMD Ryzenプロセッサの復活にも期待したいですが、現状で話題はありません。Armモデルの可能性が挙がってきたことから、これ以上に複雑なラインナップはないと予測します。
最大32GB RAM、2TB SSD搭載か
Surface Laptop 6はメモリ 8GB、16GB、32GBのRAMオプションと予測されています。Microsoftではメモリ64GBのデバイステストを行っている可能性が高いですが、正式に製品化されるかどうかは不明です。
ストレージは256GB、512GB、1TB、2TBのオプションが準備されるとされています。
13.8インチ、15インチの2サイズか
Surface Laptop 6のディスプレイについては、13.8インチと15インチの2つの画面サイズで展開されるとの予測が登場しています。
13.8インチモデルでは、従来モデルの13.5インチからアップしています。ベゼル幅が薄くなったおかげで画面サイズが大きくなるとされています。
Webカメラ/IRカメラとの位置関係でベゼル幅を狭くするための限界線はあるかとは思いますが、Surface Pro 9で実現したような上下左右が多少アンバランスな状態となるかが気になるところです。
15インチモデルについてはディスプレイサイズ自体の変更はないとしていますが、こちらもベゼルが狭くなるため本体の大きさが少し小さくなると聞いています。
USB-Cポートを2つ搭載か
Surface Laptop 6には2つのUSB-Cポート、1つのUSB-Aポートが搭載されると予測されており、現行モデルから拡張される可能性が高そうです。
USB-Cポートからの充電も可能ですが、Surface Connect端子の充電ポートも従来どおり搭載されるものとみられています。
ハードデザイン刷新にも期待
ハード全体のデザイン変更も期待されます。Surface Laptopは初代モデルから大きなデザイン変更はされていませんが、Surface Laptopの次期モデルでは大幅なデザイン変更が行われる可能性が高そうです。
先に述べたように、ディスプレイのベゼルが薄くなるため13.8インチモデルでは筐体サイズはそのままで画面サイズが大きくなります。逆に15インチモデルでは画面サイズが変更されない代わりに筐体サイズが小さくなる可能性が出ており、従来モデルより携帯性がアップしそうです。
画面デザインでは、ディスプレイの角が丸くなったSurface Laptop StudioやSurface Laptop Goと同じデザインへ変更されるとみられています。四隅が若干欠けるためその変更を歓迎しないユーザーも一定数いるかもしれませんが、Windows11のOSにマッチしたハードデザインでSurfaceブランドを統一したい考えがありそうです。
キーボード・パームレストの変更点としては、Surface Laptop Studioで採用される触覚タッチパッドが搭載されるのと、Windows Copilotにすばやくアクセス可能となる専用のCopilotボタンが追加されるとみられています。
日本国内モデルを予測すれば、Surface Laptop Studioシリーズで採用された「A」「あ」切替キーを含む日本語キーボードへ変更されるのではないかと考えています。
また個人的な期待を込めるならば、ハードデザインもブラッシュアップされたよりスタイリッシュなデザインへ変更されてほしいと願っています。
カラーオプションについてはまだ不明ですが、現行の13.5インチモデルにあるAlcantaraキーボードデッキがなくなり、すべてメタルデザインになるのではないかという噂が登場しています。初代モデルから続くプラチナ・アルカンターラという組み合わせに思い入れのあるユーザーも多いため、残してほしい気がするのは僕だけでしょうか。
記載した内容は現状で噂レベルですが、進展があれば追記します。
120Hzディスプレイ搭載か
以下はその他に考えられるアップデート内容です。以降は実現されるかどうかの可能性はやや低めです。
はじめは、Surface Laptop 6のディスプレイで120Hzリフレッシュレートに対応するのではないかという予測。ディスプレイ動作がよりスムーズで遅延がなくなり、映像出力の場面でも快適な体験が可能となります。
Surface Pro 9、Surface Laptop Studioで採用されている120Hz対応ディスプレイをSurface Laptopシリーズへも搭載してほしいという声は以前からありました。目新しい変更があるとすればこれらのディスプレイ面の更新にも期待です。
1080p HDカメラ搭載か
Surface Proシリーズでは1080pのWebカメラが搭載されていますが、なぜかSurface Laptopシリーズでは720pのままが続いています。次期モデルでは1080pにアップデートされることが期待されます。
Web会議やオンラインミーティングが多くなった昨今の需要を考えれば、Surface LaptopのWebカメラの性能アップがされるのは理にかなっています。
AIを活用したNPU機能を搭載か
NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)は現在Surface Pro 9のARMモデルなどで搭載される機能で、背景ぼかしや音声フォーカスなど便利なビデオ通話機能が利用可能となっています。
新しいSurface LaptopでもこのNPUが利用できる可能性があります。MicrosoftはAIに重点を置いた新しいPCを掲げているため、ユーザーがAI機能によりかんたんにアクセスできるようになると期待しています。
LTEモデルの可能性は?
モバイルインターネットのLTEモデルが登場する可能性はどうでしょうか。5Gでなくとも4G LTE対応などは期待したいところです。世の中の動きとしてはアリだと思います。
SurfaceシリーズではこれまでSurface GoとSurface Pro XでLTEモデルが採用されてきました。Pro Xラインと統合されたSurface Pro 9ではじめて5Gモデルとして登場しています。Laptopという製品コンセプトから考えるとモバイルユースの用途とは異なるのかもしれませんが、Surface Pro 9と同等のサイズ感で持ち歩けるLaptopということを考えればニーズはあると思っています。
指紋センサーの可能性は?
電源ボタンと一体となった指紋センサーはどうでしょうか。Surface Laptop Goシリーズで採用されている機能であり、そのまま採用することは可能なはずです。
Surface Laptop Goでは顔認証用のIRカメラを搭載することができない代わりにサインイン補助機能としての役割を果たすボタンでした。顔認証用カメラが標準搭載されているSurface Laptopへ指紋認証センサーがさらに必要かと言われれば少し微妙ですね。
初めて指紋認証によるサインイン機能が登場した背景には、マスクを使用していても指紋認証でかんたんにログインできるというものでした。マスクの必要度が下がった現状において、この機能が歓迎されるかどうかを考えるとNoです。この機能はあってもいいけれど、搭載される可能性は低そうです。
「Surface Laptop 6」予想価格
Microsoftのこれまでの傾向から、現行モデルと同価格帯、同じ構成でラインナップする可能性が高いです。しかし世界的なインフレにより現行モデルよりもコストアップされる可能性はあります。
参考までにSurface Laptop 5の価格表を掲載しておきます。
CPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|
Intel Core i5-1235U | 8GB | 256GB | |
Intel Core i5-1235U | 8GB | 512GB | |
Intel Core i5-1235U | 16GB | 512GB | |
Intel Core i7-1255U | 16GB | 512GB |
CPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|
Intel Core i7-1255U | 8GB | 256GB | |
Intel Core i7-1255U | 8GB | 512GB | |
Intel Core i7-1255U | 16GB | 512GB | |
Intel Core i7-1255U | 32GB | 1TB |
「Surface Laptop 6」は買い? 見送るべき?
Surface Laptop 6はSurface Laptop 5までのシリーズと大きくステップアップするようなアップデートがあると勝手に期待しています。筐体デザインの大幅な変更、プロセッサやディスプレイの更新など、これまでのSurface Laptopシリーズから大きく進化します(本当かどうかは不明ですが)
特に目玉となるのは、Surface Laptop史上初のArmモデルの登場です。現状ではまだウワサの段階ですが、Surface Laptopユーザーの僕は、大型アップデートがあるなら買い替えを検討したいですね。
現時点では2024年前半に発売しそうなリーク情報が出てきたばかりのため、今後の進展があれば追記していきます。
Microsoft Surface Laptop 6: Everything we know so far - TechAdvisor