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Surface Laptop Goをレビューします。Surface Laptop Goは2020年10月13日に発売されたSurfaceの新しいシリーズです。
12.4インチのコンパクトなノートパソコンで価格は8万円台から。それでいて、Surface Pro 7やSurface Laptop 3とほぼ同性能のCPUを搭載しています。
ひと言でいえば
Surface Laptop Goはコストパフォーマンスが非常に高いノートPC!
価格がリーズナブルなのに性能もデザインも良いというバランスのとれたSurfaceで、サイズ感と価格からモバイルワークが多い社会人やはじめてパソコンを購入する学生さんに向いています。
今回、Surface Laptop Goの実機を利用できる機会がありましたので、特徴や性能・使い心地をご紹介していきます。
Surfaceシリーズではエントリークラスの位置づけなので、正直な話、廉価モデルとして期待していなかったんですよ。それが、使ってみると困るところは意外となくて普通に使えるし、デザインも想像以上に良かったです。個人的にも持ち運び用として欲しくなってしまいました。
詳しく見ていきましょう。
Surface Laptop Go
Intel Core i5/ メモリ 8 GB/ 256 GB
アイスブルー
・本レビューは、日本マイクロソフト様より商品を貸し出していただき執筆しています。
・当サイトは、マイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して紹介料を得ています。
Surface Laptop Go メリット・デメリットはこれ!
Surface Laptop Goを実際に利用してみて感じたオススメなポイントと良くないポイントはこちらです。
Surface Laptop Go ココが良い!
- CPU性能はSurface Pro 7、Laptop 3 並み!
- 価格・サイズ感・軽量さがちょうどいい!
- キーボード・タッチパッドの操作性が快適!
- 指紋認証サインインは速くて便利!
- ビデオチャット向きの機能は充実!
- デザイン性・質感はお値段以上!
Surface Laptop Go ココがイマイチ!
- ディスプレイ解像度がフルHD以下
- 顔認証サインイン機能なし
- Surfaceペン非対応
- 一部のキーが小さい
- キーボードバックライトなし
実際に2週間ほど利用してみた使用感としては、さすがSurfaceという感じでした。価格と機能を抑えた単なる廉価モデルというわけではなく、CPU性能は売れ筋のSurface Pro 7やSurface Laptop 3と同等レベルのIntel Core i5ですし、見た目もおしゃれなので洗練されたSurfaceブランドのイメージとぴったりでした。
一方で、従来のSurfaceにはあった機能で、Surface Laptop Goではコストカットのために採用されなかった機能もいくつかあります。ディスプレイはタッチ対応ですがペンは非対応ですので、お絵描きや画面への書き込みを利用したい方には向いていません。そこまで不便なマイナスポイントはありませんが、使い方次第といったところ。
個人的な評価では、Surface Laptop 3と比較してもSurface Laptop GoはノートPCとして見劣りしないという点で高評価でした。Surface Laptop 3はラップトップでは一切妥協していない分、フルスペックで価格が高くなります。そこまで高性能・高機能を求めない方にとってはパワーを持て余す部分もありました。その点でみると、Surface Laptop Goは一般的な使い方をする分にはいい意味で「ちょうど良いノートPC」という感じがしました。
Surface Laptop Go 実機をチェック!
まずは、Surface Laptop Goの外観をサクッとみていきましょう。
Surface Laptop Go 本体レビュー
Surface Laptop Go 本体は12.4インチ型の二つ折りノートPCです。
本体の付属品は、Office Home & Business 2019(永続版)プロダクトキーと充電器など。
今回お借りした新色のアイスブルーは、光の当たり具合によっては青にもプラチナぽくも見えるメタリックな色合いです。
従来、Surfaceのカラーはプラチナ・ブラックなど無難な色調のモデルがメインでしたが、Surface Laptop Goではオーソドックスなプラチナのほかに、アイスブルー、サンドストーンといった少しポップなカラーがラインナップされています。
アイスブルーは派手過ぎず、落ち着いた色合いの薄い青という感じで、デスク周りに置いても自然で使いやすいカラーですね。
Surface Laptop Go ディスプレイ レビュー
スクリーンは12.4インチで、タッチ対応のPixel Senseディスプレイです。
画面の縦横比は3:2、Surfaceの特徴でもあります。他メーカーで主流となっている16:9の横長ディスプレイと比べると縦幅が広いため、資料やWebページで一度に表示できる情報量が多いというメリットがあります。
解像度が1536 x 1024とフルHD以下というのが少し残念ですが、画面サイズが小さいため、写真や映像なども比較的きれいに映すことができます。
それからスクリーンは標準的な長方形ですが、内側角が少し丸みを帯びています。本体ディスプレイのカーブと液晶スクリーンのカーブがマッチして、いい感じですよね。
気がついた方もいらっしゃると思いますが、Surface Laptop Goはベゼル幅が狭いため、筐体が小さいわりに画面が狭い感じはほとんどしないんですよ。
ディスプレイに関しては、解像度が低いことを気にしていたのですが実際に使ってみると違和感はそれほどなく、通常のOffice作業や写真の表示、動画再生をする上ではまったく気になりませんでした。
Surface Laptop Go キーボード レビュー
つづいてキーボード・パームレスト面についてみていきましょう。
もっとも特徴的なのが、Surface Laptop Goで独自に採用されたキーボード配列です。
スペースキーの左右に従来のWindows PCにはなかった[A],[あ]キーが配置されました。
[あ] : 全角ひらがな入力(IMEオン)
後で詳しくお話しますが、コレ、かなり使いやすいです! 日本語入力をしたいのに間違ってアルファベットで入力してしまった、というミスがなくなります。作業効率がアップしますね。文字入力が多い方にはかなりうれしい変更となっています。
パームレスト(タイピング中に手を置くところ)は天板カラーと同じアルミ素材が使用されていて、キーカラーは本体カラーに合わせた配色となっています。
キー間隔は狭くありません。12.4インチでもフルサイズキーボードを採用しているため、大人の男性がタイピングしても窮屈な感じはまったくしませんでした。
Surface Laptop Go インターフェイス・カメラなど
インターフェイス
Surface Laptop Goのインターフェイスはシンプルです。USB-AとUSB-Cが利用可能です。
左側面 | USB Type-C x 1 USB Type-A x 1 3.5mm ヘッドフォン ジャック |
---|---|
右側面 | Surface Connect ポート(充電用) |
USB-Cを使えば、データ転送のほかに、外部ディスプレイへ出力したり、スマホを充電することもできます。
また、外出先でもモバイルバッテリーからSurface Laptop Goへ充電することも可能となり便利ですね。
カメラ
Surface Laptop Goのカメラはフロントカメラのみ。カメラは720p HD f2.0。
高精細度のハイビジョン対応カメラのため、オンライン通話などビデオを利用する際には申し分ない品質でしょう。
絞りを表すF値は2.0と小さいため、画面の前に立っている自分にカメラをフォーカスさせて背景をぼかすといった効果も期待できそうです。
マイク・スピーカー
マイクとスピーカーの性能はSurfaceシリーズ中でもかなり優秀ランクです。
マイクはデュアル遠距離感度マイクを搭載。静かな環境なら少し離れていても会話をクリアに聞き取ってくれるマイクがディスプレイ上部に2つあります。
スピーカーは、Dolby Audio 搭載のOmnisonic スピーカーがキーボードの下に配置されています。
オムニソニックスピーカーは、Surface Laptop 3でも採用されていて、音質が高いと評価されています。
音質の良し悪しは好みがありますが、個人的には好きです。パソコンのスピーカーでこれだけの音質で鳴るなら文句はないでしょう。
Surface Laptop Go 特徴をレビュー!
つづいてSurface Laptop Goの特徴について見ていきましょう。
Surfaceで最もコストパフォーマンスが高いPC!
Surface Laptop Goには3モデルが準備されていますが、搭載されているCPUは共通して第10世代のIntel Core i5 - 1035G1です。
CPU | メモリ | ストレージ | 価格 | カラー |
---|---|---|---|---|
Intel Core i5 - 1035G1 | 4GB | 64GB | ¥84,480 | プラチナ |
Intel Core i5 - 1035G1 | 8GB | 128GB | ¥102,080 | プラチナ アイスブルー サンドストーン |
Intel Core i5 - 1035G1 | 8GB | 256GB | ¥126,280 | プラチナ アイスブルー サンドストーン |
Surface Pro 7、Surface Laptop 3にも同じCore i5を搭載するモデルがあるので、同じ条件で価格を比較してみましょう。
CPU | 機種 | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|
Surface Laptop Go | Intel Core i5 - 1035G1 | 8GB | 256GB | ¥126,280 |
Surface Pro 7 | Intel Core i5 - 1035G4 | 8GB | 256GB | ¥153,780 |
Surface Laptop 3 | Intel Core i5 - 1035G7 | 8GB | 256GB | ¥161,480 |
※価格は定価ベースで比較しています。
CPU型番の末尾「G○」は値が大きいほどグラフィック性能が高いことを表しています。Surface Pro 7、Surface Laptop 3ではG4、G7でIntel Iris Plusグラフィックスなのに対して、Surface Laptop GoではG1のためIntel UHD グラフィックスとなります。CPU性能の大きな違いはグラフィックスだけです。
グラフィックス性能以外のプロセッサー処理性能についてはほぼ同等と考えれば、価格で言うとSurface Laptop Goが3万円ほど安いことになりますね。
PCで一般的な操作をする上で、Intel Core i5はCPU性能として十分だと言えます。Office付きで8万円台から購入できるというからけっこうお買い得ですね。
同じく低価格のSurface Go 2と比較してもCPUの処理性能で考えればSurface Laptop Goを選ぶでしょう。搭載されているIntel Pentium 4425YやIntel Core M3はIntel Core i5と比較すると処理性能では劣ります。
Surface Laptop Goは、Surfaceシリーズの中で価格と性能のバランスが非常に優れているモデルと言ってもよいでしょう。
CPU性能は十分。Office付きで8万円台から!
コンパクトなのに使い勝手はバツグン!
実施にしばらく使ってみて、使い勝手の良さには関心しました。
12.4インチ画面は快適
僕は普段、Surface Laptop 13.5インチサイズを使っていますが、このSurface Laptop Goもスムーズに使うことができました。サイズ感は12.4インチと小ぶりではありますが、ディスプレイもキーボードもまったく窮屈な感じがせず、コンパクトなのに作業をこなす上でほとんどストレスがありません。サイズだけで言えば12.3インチのSurface Pro 7より大きいですからね。
こんな感じでベゼルが狭く液晶がいっぱいに広がっているんです。筐体はコンパクトなのに画面は広いので作業効率は上がります。
タッチ対応のPixel Senseディスプレイなので直感的なタッチ操作に対応しているのもポイント。
12.4インチのベゼルレスディスプレイの広さは十分!
Windows Helloは指紋認証サインイン
そして、電源ボタンに搭載された指紋認証機能も快適です。
電源ボタンに軽く指を載せるだけで、かんたんにWindowsへサインインすることができます。認証スピードは顔認証と大差ありません。瞬時です。
外出先でマスクをする機会が多くなった昨今、従来の顔認証によるサインインはマスクを外さなければいけないなど不便が多かったのですが、指紋認証ならストレスなく利用できるのはメリットです。
Core i5/ 4GB/ 64GBモデルでは指紋認証機能は搭載されていません。
指紋認証サインインは快適!
持ち運びに便利、デザイン性はお値段以上!
そこまで重くなく、持ち運びに便利なサイズ感というのが魅力。安めの価格帯なのにデザインもの安っぽさはまったくないのは好印象でした。
ラップトップシリーズ最軽量
Surface Laptop GoはSurfaceのラップトップ型PCで最軽量の約1.1kgです。Surface Laptop 3の約1.3kgより軽量なのはメリット。
ものすごく軽いというわけではありませんが、カバンに入れて持ち歩くのにそれほど苦にならない重さです。Surface Pro 7もタイプカバー込みで約1.1kgなので同等の重量ですね。
パソコンを持ち歩く機会が多い方にとってはデバイスが軽量なことはポイント高いですね。
重量 | |
---|---|
Surface Laptop Go 本体 | 1,110g |
ACアダプター/ ケーブル | 210g |
持ち運びが多くても苦にならない重さ!
デザイン性はお値段以上!
本体の材質は、天板・パームレスト面がアルミ、背面がガラス繊維を含むプラスチック複合樹脂です。
天板面とキーボード面はSurface Laptop 3と同様のアルミニウム素材で高級感があります。カッコいいですね!
背面のみ材質の異なるプラスチック系複合樹脂となっています。
アルミと比べると安っぽさが目立つのかなと思っていたのですが、実際の見た目はそれほど違和感ありません。背面はPC利用中には気になりませんし、触り心地もさらさらしていて悪くないです。USBを挿そうとしてカチカチ当たる感覚が従来機種のアルミと比べてソフトで心地よいです。
8万円くらいのノートPCというと全面プラスチック素材を使用してデザイン性よりも使い勝手を優先したモデルが多い中、Surface Laptop Goの外観のクオリティはお値段以上と言ってもよいでしょう。
8万円台からのノートPCとしてはデザイン性がすごくいい!
バッテリー最大13時間
バッテリー駆動時間は最大13時間と一日利用しても長持ちします。
公称値では13時間ですが、実際はそれより短いことが多いので実測してみました。
結果は利用内容によりますが、8~10時間程度と一日持ち歩いても充電なしで使えると言ってもよいでしょう。
公式最大 | 13時間 |
---|---|
Web閲覧・ドキュメント作業 | 9時間50分 |
YoutTube動画の連続再生 | 8時間30分 |
※バッテリーモード:推奨でテストした結果。
利用状況によって駆動時間は左右しますが、アイドル時間が長めで通常のWebサイト閲覧、ドキュメント作業、短時間のビデオチャットなどを行うだけなら10時間近くいけそうです。
外出先でバッテリーが気になるようならUSB-Cからの給電に対応しているためモバイルバッテリーを持ち歩けば安心ですね。
1日中持ち歩いても長持ちするバッテリー!
1時間で70%の急速充電
そしてバッテリーの充電速度も速い! 1時間で約70%の充電ができました。時間がないときには便利ですね。
30分後 | 39% |
---|---|
1時間後 | 73% |
満充電にかかる時間 | 1時間40分 |
※バッテリーモード:推奨で、アイドル時間多めで充電した結果です。充電中にさまざまな作業を行っている場合には充電スピードが遅くなる場合があります。
1時間で70%の高速充電がうれしい!
キーボードとトラックパッドが超快適!
個人的に、利用してみて一番感動したのはキーボードとトラックパッドの快適さです。
全体的なキータイピング・トラック操作が心地よい
なにがそんなによかったかというと、キータイピングがすごく心地良いのです。文字入力が快適。
ラップトップはキータイピングが快適なのが特徴ですが、体感的にはSurface Laptop Goにおいては従来のSurface Laptopシリーズよりさらに快適にタイピングできるんです。
タイプ時の音はポコポコとした乾いた音でそこまで響くものではないですし、全体的にとても打ちやすくて好きです。
Surfaceシリーズでは、キーの位置ごとの押し心地を微調整するなど、ストレスなくタイプできる工夫がされていると聞いています。
また、トラックパッドの操作性も滑らかで快適です。以前以上にサラサラとスムーズな動作ができるため、マウスがない環境でも十分快適に操作できます。
トラックパッドは、Surface Pro 7 タイプカバーなどのものと比較しても十分にある縦の高さがあるものなので、Web画面のスクロール時には重宝します。
この快適なキーボードをぜひ試してほしい!
ひらがな・英字の切替えがスムーズ
そしてこれ、すごく便利でした。日本語で入力するときは[あ]キーを押せばいいし、アルファベットや数字を半角で入力したいときは[A]キーを押すだけ。
僕の場合、「こんにちは」と入力したいのに「konnnitiha」と入力されて絶望するシーンが何度もあったのですが、ミスした文字を消去して打ち直すという時間ロスから解放されるのはとてもありがたい。
最初にかな入力を宣言しておくだけなので、いま半角か全角かわからないまま[半角/全角]キーを押すよりもはるかに効率がいいです。
従来のWindows PCではスペースキーの左右には、無変換,変換,カタカナ・ひらがなキーがありました。
Surface Laptop Goでは、上記の代わりに[A],[あ]キーが配置されました。
[あ] : 全角ひらがな入力(IMEオン)
二つの新しいボタンは、ホームポジションの両親指が来る位置にあるので文章入力する際に押しやすいですね。従来の半角/全角キーもそのまま使えますので、時々に応じて使いやすいボタンが使えるのもメリット。
フルサイズキーボードだが、一部小さいキーもあり
キーの大きさは快適に文字入力ができる一般的なサイズ感でフルサイズキーボードといってもよいでしょう。大人の男性でも窮屈な感じもなく打ちやすいです。
ただし、一部のキーではサイズ感が小さくなっているため、多少の慣れは必要かもしれません。
左端にある半角 / 全角,Tabキー、右端のEnter,Shiftキーあたりが狭くなっています。
BackSpace,¥キーが小さいのはほかのSurfaceシリーズでも同様ですが、へキーも小さくなってますね。
この辺のキーは使う頻度が少ないのでそれほど気にならない変更だと思います。
小さいキーもあるけど、新設計の変換キーは使いやすい!
テレワーク、モバイルワーク、学生用PCにピッタリ!
Surface Laptop Goは仕事で使う場合のメイン機として、また外出時に持ち歩く用のサブ機としてもピッタリです。
標準でOfficeを搭載。超高速のWiFi 6、Bluetooth 5.0にも対応し、スピーカーやカメラ・マイク性能は高性能なので、テレワークやモバイルワークなどの用途で活躍しそうです。
また、Windows 10 Home Sモードのセキュリティ性と価格面から考えると、高校生や大学生が持つ最初のノートパソコンとしても十分なモデルと言えます。
Office Home & Business 2019 永続版
標準でOfficeがプリインストールされているため、WordやExcel、PowerPointといったOfficeを利用する機会が多い方にはよいでしょう。
買い切り型の永続ライセンス版となるため、購入後に新たな費用が発生することなく使い続けられます。
いつもどおり、Officeなしモデルはないため、Officeが必要ない方やMicrosoft 365 サブスクリプションを利用中の方にはちょっと残念。
利用可能なOfficeアプリケーション
- Outlook
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
WiFi 6対応、Bluetooth 5.0対応
ワイヤレス関連の機能は上位機種のSurface Laptop 3に劣らず高機能です。
超高速の通信が可能なWiFi 6に対応しているため、自宅の回線がWiFi 6対応なら快適な速度でブラウジングできます。
また、Bluetooth 5.0対応のため、通信範囲や転送速度も問題ありません。
オンラインチャットの性能も高評価
比較的明るくきれいに映るフロントカメラ、離れていてもクリアに音声を拾ってくれるデュアルマイク、高音質なOmnisonicスピーカーと、コロナ禍で増えたビデオ会議などの用途で活躍する機能には妥協がありません。
カメラ、マイクに関してはSurface Laptop 3のものより進歩していて、Surface Laptop Goの方が高性能と思われます(おそらく)
スピーカー・カメラ・マイク・WiFi等ワイヤレス性能に関しては妥協なし、仕事でも勉強でも十分に使えるものとなっています。
Windows 10 Home S mode搭載
Surface Laptop Goの購入時OSは、Windows 10 Home S modeです。
「Sモード」は、安全性の高いセキュリティと高速化をコンセプトとしたものです。Sモードでは、Microsoftから認証を受けたストアアプリのみしかインストールすることができません。また、ブラウザもMicrosoft Egdeをデフォルト利用することで高速化できるというメリットがあります。
ウイルスやマルウェアを含む危険なアプリから守ることを目的としており、お子様がパソコンを使う際には役に立つ機能と言えます。
Sモードはいつでも解除可能です。解除後は通常のWindows 10 Homeとして利用でき、すべてのアプリケーションをインストールして利用可能となります。
お子様専用のパソコンとして利用する場合にはSモードをオンのまま、大人の方が利用する場合には用途に応じてSモードを解除するという使い方が可能です。
Sモードは一度解除すると元には戻せませんのでご注意ください。
ビジネスシーンでも学生用PCとしても使い勝手がよい!
Surface Laptop Go 価格
Surface Laptop Goには3つの製品スペックが準備されています。
CPU | メモリ | ストレージ | 価格 | カラー |
---|---|---|---|---|
Intel Core i5 - 1035G1 | 4GB | 64GB | ¥84,480 | プラチナ |
Intel Core i5 - 1035G1 | 8GB | 128GB | ¥102,080 | プラチナ アイスブルー サンドストーン |
Intel Core i5 - 1035G1 | 8GB | 256GB | ¥126,280 | プラチナ アイスブルー サンドストーン |
カラーはアイスブルー、サンドストーン、プラチナがあり、4GB/ 64GBモデルはプラチナのみ選択可能となります。
また、4GB/ 64GBモデルには、指紋認証付き電源ボタンが搭載されていませんので、指紋認証でWindows Helloを利用したい場合には上位のモデルを選択するようにしましょう。
Surface Laptop Go レビューまとめ
Surface Laptop Goは、Surfaceシリーズでは低価格なのに十分使える性能というコストパフォーマンスに優れたモデルとなっていました。
コンパクトなサイズ感でも使い勝手のよい12.4インチディスプレイ、新設計の「A」「あ」変換キーや指紋認証電源ボタンなど新しい機能を取り入れたところは非常に評価できます。
長時間の動画編集やゲームなど重いアプリを利用したい方には向いていませんが、Webや動画閲覧、資料作成といった一般的な作業用PCとしてはオススメできる1台です。
Surfaceはおしゃれでカッコいいけど高すぎて買えなかったという方にも、8万円台からという価格で手の届きやすいモデルだと言えます。
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