「Surface Laptop Go 」おすすめのスペックは、8GBモデル！

Surface Laptop Goは3カラー、3スペック

Microsoft

Surface Laptop Goは、一般的な二つ折りノートPCであるSurface Laptopシリーズの新しいラインナップで、画面サイズ12.4インチのラップトップ最軽量モデルです。

PCの持ち運びが多いビジネスマン、大学生や働き始めの社会人の方、またお子様の初めてのパソコンとしてなど、利用シーンが多いのが特徴です。

PCの頭脳にあたるCPUにはSurface Laptop Go全モデルで共通して「Intel Core i5 第10世代」の高性能なプロセッサーが採用されているため悩むことはありませんが、メモリ（RAM）とストレージ（ディスク容量）は自分で決める必要があります。

アイスブルー、サンドストーン、プラチナの3色がラインナップされ、それぞれメモリとストレージを選択するようになっています。

アイスブルー・サンドストーン

プラチナ

アイスブルーとサンドストーンはメモリ8GB固定でSSDストレージを128GB、256GBから選択します。

プラチナではメモリ4GBのモデルも選択できるようになっています。ただし、4GBモデルに関してはストレージがSSDではなくeMMCとなります。

Surfaceはどのシリーズでもメモリやストレージを後からかんたんに変更できないため、購入時点で余裕を持ったスペックで選択した方が安心です。

ニィ

さぁ、どのスペックを選びましょうか？

大学生・社会人ならメモリ8GBがオススメ！

引用元：Microsoft Store

Surface Laptop Goを大学生・社会人の方がメインPCとして長く快適に利用したいと考えるなら、メモリ8GBのモデルがオススメです。

8GBモデルならマルチタスクも安心！

引用元：Microsoft Store

メモリはよく、テーブルの広さに例えられます。テーブルが広い方が書類や参考書、PCに電子辞書、ジュースにお菓子…とたくさんのものを一度に置くことができます。メモリが大きいほど一度にできる作業が増えるイメージですね。

一般的な用途を、Webサイトの閲覧、動画の視聴、メール、ExcelやPowerPointなどの資料作成と仮定すれば、それぞれをこなすにはメモリ4GBでも十分です。

でも、PCの普段の使い方を考えてみてください。Officeを起動するときに、今まで使っていたWebブラウザを閉じたりしますか？　音楽を聴きながらWebサイトで調べものをしたり、動画を観ながらその内容を資料にまとめたりと、基本的にはアプリは立ち上げっぱなしで複数のタスクを同時に実行します。

そのため、メモリ4GBでは複数のアプリを一緒に使うと動作が遅くなることがあります。もちろん、4GBでも使えないことはありませんが、メインPCとして長く快適に利用したいならメモリは8GBあると安心です。

ニィ

もっさり感は味わいたくない！

指紋認証は4GBモデルにはない！

引用元：Microsoft Store

Surface Laptop GoではWindows 10のサインイン方法であるWindows Helloを指紋認証で行います。電源ボタンに指紋認証機能が付いていて、ボタンをタッチするだけでログインできる優れもの。

ただし注意点があって、指紋認証機能が搭載されるのは3スペックのうち、上位2モデル、メモリ8GBのモデルだけです。

メモリ4GBのモデルには指紋認証機能がないため、Windowsのサインイン時にはパスワードやPINの入力を求められることになってしまいます。

せっかくSurface Laptop Goで指紋認証という便利な機能が使えるようになったのですから、できるなら8GBを選ぶのがおすすめです。

ニィ

生体認証に慣れるとパスワード入力には戻れません笑

4GBモデルはeMMC！

Surface Laptop Goのメモリ4GBモデルでは、ストレージがSSDではなくeMMCです。

eMMCは消費電力が小さいというメリットがあるものの、SSDと比較してデータを読み書きする速度が遅いというデメリットがあります。

もちろん、昔のHDD（ハードディスク）よりは速いと思いますが、SSDの速度に慣れてしまった人にはあまりおすすめできません。

というわけで、Surface Laptop GoをメインのPCとして快適に愛用したい場合にはメモリ8GBをおすすめします。

サブ機・学習用PCならメモリ4GBもアリ！

ただ、Surface Laptop Goの4GBモデルも完全にダメではないですよ。

持ち運び用のサブ機としてならアリ！

たとえば、ビジネス用途でも営業さんが外出時に持ち出してかんたんな資料作成やメールをするといったシーンなら4GBモデルでも十分活躍できるはずです。

職場のパソコンのメモリを確認してみると、まだまだメモリ4GBのパソコンを使っている現場が多いのが実情です。それを考えれば、4GBといっても使えないわけではないのです。

Surface Laptop Goはコンパクトで軽量なのでビジネスユースでもサブ機としてなら4GBモデルでも十分にアリだと思います。

ニィ

4GBモデルなら8万円台なのでMicrosoft純正のSurfaceシリーズがこの価格から購入できるのは非常にうれしいですね

お子様のはじめてのノートPCならアリ！

小中学生・高校生のお子様が学習用にはじめて使うノートPCとしてなら4GBのSurface Laptop Goでも十分かもしれません。

文科省が子ども1人にPC1台という「GIGAスクール構想」を提示していますし、2020年より小学校でのプログラミング教育が必修化されたため、小学生や中学・高校生でもパソコンを日常的に使うのが一般的になってきています。

文科省の仕様書ではWindows PCの場合、CPUがIntel Celeron以上、メモリ4GB以上、ストレージ64GB以上です。

Surface Laptop GoもGIGAスクール構想に準拠した仕様のPCとして準備しているノートPCのため、メモリ4GBモデルでも要件は満たしています。

スペックが十分かどうかは何をするかによっても異なりますが、動画編集や音楽制作、3Dイラストの作成など専門的な作業をするわけでなく、Webサイトで調べものをしたり資料を作成したりといったかんたんな作業であればメモリ4GBでも十分利用できます。

参考GIGAスクール構想の実現 標準仕様書 - 文部科学省

長く使いたいならストレージは256GBがオススメ！

Surface Laptop Goを長く快適に利用したいならストレージのオススメは256GBです。

作成したドキュメントや音楽、写真などの画像データを保存しておくストレージは64GB、128GB、256GBから選択する必要がありますが、これは個々の使い方によりますので完全に好みではありますが、やはり大きい方がメリットは多いです。

ストレージスペック別使用例

以下を参考にしてみてください。

僕が選ぶなら128GBか256GBです。ほぼメイン機として利用するなら確実に256GBを選択するでしょう。

もちろん、使い方によっては256GBでも全然足りない！　という方もいると思います。そういう方はSurface Laptop 3なども検討してみてください.

先にも触れましたが、64GBモデルだけはSSDではなくeMMCという少し遅い規格になりますので、その点はご注意ください。

ニィ

256GBだと使っていて安心感がありますね

128GBモデルでの利用イメージ

Windows 10の場合は、基本的なアプリとシステム領域だけで40GBほど消費されてしまいます。ストレージ全体からシステム領域分を差し引いた容量が自由に使える部分です。

システム領域だけで既に40GB近くを消費しています。

これは僕が使っているSurface Go 2のストレージ128GBモデルのディスクです。

普段使う必要最低限のアプリケーションしかインストールしていませんし、画像やドキュメントなどもほとんど保存していない状態ですが、既に40GBは使用されています。残り78GB、ここに今後必要になったアプリをインストールしたり、画像や動画の保存をしたりするわけです。

78GBというとけっこうな容量なので、そこまでガシガシ使わない予定であれば128GBでも十分と言えば十分です。

忘れてはいけないのが、定期的に来るWindows Updateの更新ファイル。ヤツらはけっこうファイルサイズが大きい時があるんです。しかも大型アップデートの前にはバックアップとかでGB単位に消費してきたりもするので、ストレージは大きい方が安心できますよ。

一般的に、SSDの場合は空き容量が大きいほど処理が高速化できるという特性がありますので、ディスク容量ギリギリまで使うより大きく余裕を持たせておく方がスマートに使うことができるでしょう。

SSurface Laptop Goのスペック選びの参考になればうれしいです。

ニィ

メモリもストレージも後から後悔しないようなスペックを選んで、長く快適に使いましょう