※トップ画像はSurface Laptop Go
Microsoftは、教育市場向けに新しい低価格ノートPCを開発しているとWindows Centralが報じています。
このPCは、他社の低コストChromebookとの競争を意識して設計されており、主に教育機関がまとめて購入、管理、配布することが想定されています。
新しいラップトップは、11.6インチのディスプレイ、Intel Celeron N4120、最大8GBのRAMを搭載しており、教室などで学生が使用するために可能な限り低コストで設計されたラップトップとなっているようです。
低コスト「Surface Laptop」を開発中か
Windows CentralのZac Bowden氏によれば、新しいラップトップはコードネーム「Tenjin」で、外装はプラスチック製、解像度1366 x 768の11.6インチディスプレイ、Intel Celeron N4120、最大8GBのメモリを搭載可能としています。
このデバイスでは、フルサイズのキーボードとトラックパッドがあり、ポートはUSB-Aポート、USB-Cポートが各1つ、ヘッドフォンジャック、充電ポートがあるという噂です。
OSに「Windows 11 SE」を搭載予定か
「Tenjin」は幼稚園から高校までの教育市場で利用することが想定されており、マイクロソフトでは新しいハードウェアのほか、「Windows 11 SE」と呼ばれる新しいOSバージョンの発売も準備しているようです。
「Windows 11 SE」は、導入する教育機関向けに最適化されたOSとなっています。「SE」の具体的な意味はわかりませんが、「Student Edition」や「School Edition」をイメージしたものだと予測されています。
Surface Go 3やSurface Laptop Goなどで搭載されているWindowsの「Sモード」との違いについてもまだわかっていませんが、教育市場向けということでよりセキュリティレベルの強化されたOSとなっていることが予測されます。
「Surface Laptop SE」として最安Surface PCとなるか
この「Tenjin」はSurface Laptopのブランドで出荷される可能性があり、Windows 11のエディション名に合わせて、「Surface Laptop SE」のように呼ばれる可能性があるそうです。
「Tenjin」は教育市場向けに400ドル未満の価格帯で販売される可能性があり、計画が変更されない限り、2021年末までに発表される予定とのことです。
この価格は、同じく教育市場で広く販売されているSurface GoやSurface Laptop Goよりも低価格になっており、最安のSurface PCとなると予測されています。
具体的な発売時期、日本での展開など進展があれば追記します。