マイクロソフトの「Surface Pro」シリーズは、SurfaceブランドのフラッグシップなWindows 11タブレット2-in-1デバイスです。
現時点でSurface Pro 12のリリースは公式に発表されていません。
記事執筆時点の情報では、Surface Pro 12は2025年10月頃に発売される可能性が高いとされています。
この記事では「Surface Pro 12」の発売日や仕様に関するウワサをまとめていきます。
すべての内容はマイクロソフトが公式的に発表しているものではなく、海外メディアを中心に予測されているものとなり、予測が大幅に変更となっている記載が含まれる可能性がありますのでご了承ください。
- Surface Pro 12はQualcommの新しいSnapdragon X2を搭載し、より高いパフォーマンスとApple競合レベルの性能?
- 価格は従来のSurface Pro 11よりも高く設定され、1,199ドル(約18万円)からスタート予想?
- リリース時期は2025年10月頃が予想されており、Qualcommのチップ供給状況に依存?
- デザインは12インチSurface Proの新デザインを採用し、均一ベゼルと内蔵ペン充電機能搭載の可能性
「Surface Pro 12」はいつ発売されるのか?
現行モデルのSurface Pro 11は2024年6月に登場しました。Surface Pro 12には具体的なリリース時期がまだ決まっていませんが、マイクロソフトは通常秋に新しいハードウェアを発表するため、2025年10月頃に発表される可能性が高いとされています。
ただし、これはQualcommが次世代チップの出荷準備が整っているかどうかに完全に依存しています。遅延が発生した場合、Surface Pro 12は来年春まで延期される可能性があります。
Surface関連のリークで実績のあるWindowsCentralのZac Bowden(ザック・ボウデン)氏の情報筋によれば、Surface Pro 12は従来モデルが利用可能な地域で展開される見込みです。
今後の動向に注目したいです。
「Surface Pro 12」予測されるスペック・仕様
Surface Pro 12のスペックや製品仕様について現時点で噂されているもの、期待されている内容をまとめていきます。
Snapdragon X2プロセッサーの搭載
情報筋によると、Surface Pro 12はQualcommの次世代Snapdragon X2 SoCを搭載する可能性が非常に高いとされています。これは第1世代Snapdragon Xシリーズチップの後継製品です。
Snapdragon X2についてはまだ多くの情報が明らかになっていませんが、GPUパフォーマンスの向上と、Appleの最新シリコンと競合するためのマルチコアおよびシングルコアパフォーマンスの改善に焦点を当てることが期待されています。
将来的には、マイクロソフトがSurface Pro 11で行ったように、Surface Pro 12にもIntelバージョンを追加する可能性があります。このモデルは、ビジネス顧客専用になる可能性が高いです。
ただし、これはIntelがCopilot+対応チップを近いうちに製造できることが前提となります。マイクロソフトは今後、Copilot+対応プロセッサを搭載したSurfaceハードウェアのみを出荷する方針のため、Intelが今後12ヶ月以内に新しいチップを提供できない場合、IntelモデルのSurface Pro 12は登場しない可能性があります。
12インチSurface Pro準拠の新デザイン採用
Surface Pro 11は2019年から同じデザインを使用しており、この時点でデザインの刷新が必要な段階となっています。12インチSurface Proが均一ベゼルと内蔵ペン充電機能を備えた全く新しいデザインを採用していることから、フラッグシップのSurface Pro 12も同じ新デザインを採用する可能性があります。
均一ベゼルとより薄いシャーシを備えたフラッグシップSurface Proは、Surface Pro 12をiPad Pro 13インチの有力な競合製品として位置付けることになります。アップデートされたSurface Pro Flex Keyboardと組み合わせることで、Appleの最高のタブレット製品と真っ向から競合する究極のSurface Proとなります。
OLED・LCD両対応120Hzディスプレイ継続
Surface Pro 12は、Surface Pro 11と同様に、120Hzリフレッシュレート対応のLCDとOLEDディスプレイオプションの両方を搭載すると予想されます。また、Surface Pro製品ラインの定番として、Windows Hello顔認証、アップグレード可能なSSD、内蔵キックスタンドなどの機能も継続搭載される見込みです。
より大きなSurface Pro版を求める声もありますが、Surface Pro 12でそれが実現する可能性は低くなっています。デバイスは13インチ程度の画面サイズでの出荷が継続される見込みです。
「Surface Pro 12」予想価格
Surface Pro 12は、Surface Pro 11の999ドル(約15万円)よりもやや高い価格で発売されると予測されています。これは、マイクロソフトが現在799ドル(約12万円)の12インチSurface Proを販売しているため、ミッドレンジモデルとフラッグシップのSurface Pro 12の間により大きな価格差を設ける必要があるためです。
具体的な価格は明らかになっていませんが、現在のSurface Pro 11の価格設定に合わせ、タブレット単体で1,199ドル(約18万円)からとなる可能性が高くなっています。Surface Proキーボードとペンは、タブレット本体に加えて追加料金が必要なオプションアクセサリーとして継続提供されます。
世界的なインフレの影響により、現行モデルよりもコストアップされる可能性も考慮する必要があります。
「Surface Pro 12」は買い?見送るべき?
Surface Pro 12は、Snapdragon X2という新世代プロセッサーを搭載し、パフォーマンスとバッテリー寿命の大幅な改善が期待されます。特に注目すべきは、12インチSurface Proで採用された新デザインを継承し、均一ベゼルとより薄いシャーシでiPad Pro 13インチに対抗できる製品となる可能性があることです。
AppleシリコンMacに対抗できるレベルのパフォーマンスを実現する可能性があることも魅力的です。現在Surface Proユーザーで、より高いパフォーマンスとバッテリー寿命、そして新しいデザインを求める方には魅力的なアップデートとなりそうです。
現時点では2025年後半のリリースが予想される段階のため、今後の進展があれば追記していきます。
引用元: Windows Central「Surface Pro 12th Gen: Everything we know so far about Microsoft's next flagship Windows 11 tablet 2-in-1」
https://www.windowscentral.com/hardware/surface/surface-pro-12-faq