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SurfaceのノートPCはシンプルでスマートなデザインゆえに、外部インターフェイスが少ないというデメリットがありました。
Surface Pro 7やSurface Laptop 3、Surface Laptop GoにはフルサイズのUSBポートが1つ、USB-Cポートが1つしかありません。
僕が購入したSurface Go 2なんてUSB-Cポート1つだけというさみしいものでした。
実際に使ってみると「USBをもっとつなぎたい」という場面が結構あるんですよ。
有線マウス、USBメモリ、DVDドライブ、フルSDカードの読込み…、一般的なUSB-Aポートで利用したい機器はまだまだ多いのが現状。
そんなときは、USBハブで1つのUSB-Aポートを拡張すれば複数のUSBデバイスを同時に使えるようになりますよ。
この記事では、SurfaceシリーズのフルサイズのUSB-Aポートを拡張するガジェットを中心にご紹介していきます。
USB Type-Cの場合は別の記事でまとめています。
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Surface のUSB Type-CをフルサイズUSBに変換・拡張するアダプタ
純正デバイスにUSB-A用のハブがない
Surfaceシリーズのアクセサリーは純正、サードパーティ製とたくさんありますが、純正アクセサリーにはUSB-Aポートに接続して利用できるハブはありません。
Surface Dock 2という多機能なマイクロソフト純正のハブはあるのですが、こちらはSurface Connect端子に接続するタイプ。ポート拡張も可能ですが、メインの用途はディスプレイへ接続してSurfaceをデスクトップ化することでしょう。
重くて持ち運びには向いていませんし、価格も3万円とけっこう高いのでポート拡張用途で手軽に導入しづらいんですよ。
もう少し安価でポータブルな純正デバイスとしてMicrosoft USB-C Travel Hubもありますが、こちらはUSB-Cからの接続となりますので別の記事にてまとめています。
USB-Aポートを拡張して数を増やすハブ
Surface Pro 7、Surface Laptop 3、Surface Laptop Go、Surface Book 3のフルサイズUSB(USB-A)を変換アダプタでポート数を拡張します。
1つしかないUSB-Aポートを拡張することで複数のUSB機器を同時に利用することが可能になります。
有名どころでいうと、こんな感じ。Anker製品は安心感があります。ポート数はお好みですが、このハブは1ポートを4ポートへ拡張できます。
オススメは「USB 3.0」以上
USB製品には様々な規格がありますがこれから購入するなら「USB 3.0」以上の表記がある製品を選ぶのがオススメです。
USBの規格では主に「USB 2.0」「USB 3.0」などの表記があります。
「2.0」と「3.0」の大きな違いは転送速度です。利用環境によりますが、2.0と比較して3.0は最大で10倍の速度で転送可能です。
先にご紹介したAnkerのUSBハブにはUSB3.0の表記がありますね。
「3.0」「3.1」「3.2」はややこしいですが
USB3.0以上の規格にも種類があって、「USB 3.0」「USB 3.1」「USB 3.2」があります(2020年11月時点)
規格番号が上の方が転送速度も速くなっています。
ところが、仕様書上の名称は3つどれも「USB 3.2」に統一されてしまっているんですよ。わかりにくい。。
規格名 | 仕様書上の名称 | 転送速度 |
---|---|---|
USB 3.0 | USB 3.2 Gen1 | 5Gbps |
USB 3.1 | USB 3.2 Gen2 | 10Gbps |
USB 3.2 | USB 3.2 Gen2×2 | 20Gbps |
参考USB 3.0/3.1/3.2の違い—速度・形状・4つの注意点を簡単にまとめたよ! -8vivid
ショップによっては3.0、3.1など規格名で記載されていますが、3.2となっていても実際はUSB 3.0の場合もありそうなので、選ぶ際は転送速度に注意してください。
ちなみに先のAnkerのUSBハブは「USB 3.0」です。
USBケーブルで「USB 3.2」に対応している製品は多く見かけますが、USBハブで「USB 3.2 (3.2 Gen2x2)」に対応している製品はほとんど見かけません。
ハブという機器の特性上、高速転送はむずかしいのでしょうか?
SDカードリーダーへ変換するハブ
SDカードを利用するにはUSBからSDカードリーダーへの変換アダプタが利用できます。
フルサイズのSDカードとmicroSDカード両方が利用できるアダプタと、SDカードとUSB-Aポートが同時に利用できるアダプタなどいろいろあります。
SD/ microSDカード対応リーダー
フルサイズのSDカードリーダーとmicroSDカードリーダーをそれぞれ備えているアダプタです。
スマートフォンのmicroSDカードと、デジカメなどのフルサイズのSDカードを同時に利用できるのがメリットですね。
SDカード/ USB-Aポート対応ハブ
USB機器とSDカードを同時に利用したい場合には、SDカードリーダーの付いたUSBハブがオススメです。
USB-Aを複数ポート、SDカードリーダーも付属しているハブは供給元ポートがUSB-Cタイプの製品が多くなったため、供給元ポートがUSB-Aの製品を見つけるのに苦労するようになってきました。
僕が以前から使ってるのはこんなやつ。こんな感じで一度に複数を接続しても使えます。
microSDはアダプターでSDカードサイズに変換して利用しています。
この製品は今となっては古いUSB 2.0の規格でSDカードの転送速度で遅さを感じます。快適に利用したいなら、コレじゃなくてUSB 3.0製品の方がおすすめですね。たまにしか使わないから安く購入できてとりあえず使えればいいという感じならアリという感じ。
USB Type-Cから拡張したい
Surface Pro 7、Surface Laptop 3、Surface Laptop Go、Surface Go 2などUSB Type-Cポートの変換・拡張を行うことも可能です。
基本的には、上記でご紹介したような製品で供給元のUSBポートがUSB-Cとなっている製品を選べば大丈夫です。
USB-Cに関しては別記事にまとめました。
Surface のUSB Type-CをフルサイズUSBに変換・拡張するアダプタ
Surfaceシリーズは外部インターフェースが少ないのが難点でしたが、ハブやアダプターを利用すれば不自由なく複数のUSB機器を使うことができます。
お好みのガジェットを見つけてみてください。
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詳しくはこちらの記事で書いています。
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