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ARM版Windows10を搭載したSurface Pro Xの実機レビューをご紹介します。
Surface Pro Xは、薄型軽量のコンパクトなボディ、ARMアーキテクチャで対応アプリがより高速化し、バッテリー消費を抑えて常時LTE接続できるという新しいコンセプトの2 in 1 PCです。
この記事は、2020年10月に追加されたSurface Pro Xのリフレッシュモデルについて加筆・修正しております。
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「Surface Pro X(2020年版)」実機レビュー!SQ2モデルは処理性能がやや向上!
ただし注意点として64bit版アプリが起動できないなど、Surface Pro 7との違いをよく理解しないで買うと後悔してしまう場合もありそうです。その辺も詳しくお伝えします。
2020年11月より64bit版アプリもSurface Pro Xで実行できるようになりそうです(後述)
今回はお付き合いのある企業さまよりSurface Pro X(マットブラック)をお借りできましたので、実機の使用感などをレビューしていきます。
個人的に使った感じだと、そこまで不自由なく普通に使えるので使い心地としては高評価でした。
最初にSurface Pro Xのポイントをまとめるとこんな感じです。
- PCレベルのパワーとパフォーマンス!
Microsoft SQ1/SQ2プロセッサー搭載でOffice、Webブラウジングがより高速で快適に。 - LTEでいつでもつながる!
超高速Cat16ギガビットモデムでWiFiがなくてもインターネットに接続。 - Surface史上最薄でコンパクト!
薄さ約7.3mm、重さ約774gと軽量。持ち運びに最適。 - 一日中長持ちするバッテリー!
最大約15時間使用可能。1時間で最大約80%の急速充電。さらに優れた省電力性を実現。 - Surfaceスリムペンが使いやすい!
新しいSurfaceスリムペンをキーボードへ安全に保管。自動的に充電されます。
詳しく見ていきましょう。
比較記事
Surface Pro X と Pro 7 買うならどちら?特徴と違いを比較。
・本レビューは、日本マイクロソフト様より商品を貸し出していただき執筆しています。
・当サイトは、マイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して紹介料を得ています。
Surface Pro X 実機をチェック!
まずはSurface Pro Xの概観を見ていきましょう。
Surface Pro X本体レビュー
Surface Pro X本体は13インチ型タブレットPCです。
シンプルな外箱の中に本体、Office Home & Business 2019 プロダクトキーほか、シンプルな付属品が入っています。
本体の材質はアルミ系のマットな素材で非光沢。当初、カラーはマットブラックのみでしたが2020年10月よりプラチナが追加されました。
マットブラックは同じ黒でもSurface Pro 7のブラックとは材質が異なるため違った印象を受けますね。材質は違いますが、Surface Pro 7同様に指紋が付きやすいです。
別売りのタイプカバーと組み合わせることで、ノートPCとしてもタブレットとしてもシーンに合わせて使い分けられる2 in 1 PCです。
この辺の仕様はSurface Pro 7と同じスタイルですね。
キックスタンドの角度は無段階で調整できます。
スリムペン付き Surface Pro X Signature キーボード レビュー
Surface Pro X専用のキーボードタイプカバーです。
ペン付きとペンなしが販売されていますが、今回はペン付きタイプ。
キーボード上部にSurfaceスリムペンを格納でき、使わないときは隠して保管できます。さらに自動で充電してくれる優れもの。
タイプカバーはSurface Pro X専用のためPro 7で利用することはできませんが、スリムペンはPro 7はじめ、ほかのSurfaceシリーズでも使えますよ。
Surface Pro X インターフェイスとか
左側面 | USB Type-C x 2 |
---|---|
右側面 | Surface コネクト端子(充電用) |
背面 | nano SIMポート x 1 |
側面インターフェイス
Surface Pro Xで外部機器の接続に利用できるのはUSB Type-Cポート2つだけです。シンプル!
USB Type-Aを無くしたあたり、PCとしてではなく最新タブレット端末という分類が正しいかもしれませんね。
電源ボタンの位置は上部ではなく右側面というのもSurface Pro 7とは違うところです。少しだけ使い勝手が変わります。
スピーカー
Dolby Audio搭載の2Wスピーカーが両端についています。普通に聴く分には問題のない音質ですね(高音質かどうかは評価が難しいです)
SSD・SIMスロット
SSDはMicrosoft認定の技術者以外が取り外すと保証対象外となるようです。
交換しようと思えば可能になったわけですが、保証期間内に個人で取り外すと保証対象外となってしまう可能性がありますのでご注意ください。また、対応するSSDが出回っていない可能性も高いですね。
SurfaceはメモリやSSDの増設はできない。一部のSSDは交換可能だが自己責任で。
また、SIMカードを挿入すれば4G LTE接続できるので、外出先でも瞬時にインターネットできるのは便利です。
本体とタイプカバー・ペンのデザインは個人的に好印象でした。
特に本体のカラーデザインと材質は特徴的。これまでのSurface Proシリーズとは一味違ってモバイル端末感と高級感がより強調されたイメージですね。
つづいて機能・スペックなど細かい部分を見ていきましょう。
Surface Pro X 5つの特徴をレビュー!
Surface Pro Xの5つのポイントについて詳しくチェックしていきます。
Surface Pro Xってどんなパソコンなの? という方はまずこちらの特徴をチェックしてみてください。
- PCレベルのパワーとパフォーマンス!
- LTEでいつでもつながる!
- Surface史上最薄でコンパクト!
- 一日中長持ちするバッテリー!
- Surfaceスリムペンが使いやすい!
1.PCレベルのパワーとパフォーマンス!
Surface Pro XのCPUにはスマホで多く利用されるSnapdragon※1をベースに開発したSoC※2「Microsoft SQ1」または「Microsoft SQ2」が搭載されています。
「PCレベル」とあえて記載したのは、ARMベースのWindows 10は一般的なノートPCとは使い勝手が異なり、メリット・デメリットがあるためです。ここでは先にメリットをご紹介します。
ARM専用に最適化されたアプリでは快適な動作が期待できます。Microsoft OfficeやWebブラウジングなど日常的に使うアプリでは軽快に動作し、生産性を向上させてくれます。
また、省電力でバッテリー持ちが良く、LTE接続でいつでもつながるというメリットがあります。
新たに追加されるMicrosoft SQ2はSQ1の上位版という扱いで、より高いクロック周波数で動作し、性能が高くなっています。また、GPUもAdreno 690というブランドに変更され、グラフィックス性能の向上も期待できます。
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Surface Pro X「SQ2」と「SQ1」モデルの違い。
※1 Snapdragon(スナップドラゴン)
Qualcomm(クアルコム)というアメリカの通信機器・半導体メーカーのSoC。アーキテクチャはARMベース。GPUや4G LTE、WiFiといった通信機能も同一チップに内蔵しているのが特徴。多くのAndroid端末で採用されている。
※2 SoC
System-on-a-Chipの略。CPUを含めた動作に必要なシステムが1つにまとまったチップ。アプリがサクサク動くか、3Dゲームがスムーズにプレイできるかなど、スマートフォンの中核部。CPUとほぼ同意。
2.LTEでいつでもつながる
超高速Cat16ギガビットモデムでLTE Advanced Pro接続に対応してます。
大手キャリア(格安SIM含む)のバンド帯に対応しているので、nanoSIMカードを挿し込んで設定をするだけで、Wi-Fiのない環境でも高速インターネット通信が可能です。WiFi-5に対応。
また、eSIMは契約だけでかんたんにネットが使えるようになりますし、物理SIMとeSIMを切替えて使うこともできます。
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SurfaceのeSIM登録の設定方法。Surface Go 2で楽天UN-LIMITが使えました。
3.Surface史上最薄でコンパクト
Surface Pro Xは厚さ約7.3mmとSurface史上最も薄くデザインされました。
そして軽いです。重さ約774gで、タイプカバー・ペンと合わせても約1kg。持ち運びが多くてもそれほど苦にならないのはうれしいですね。
重量 | |
---|---|
Surface Pro X本体 | 774 g |
Signatureキーボード | 280 g |
Surfaceスリムペン | 14 g |
ACアダプター | 292 g |
4.一日中長持ちするバッテリー
最大約15時間の連続駆動(公式より)が可能で、充電時は1時間で約80%の急速充電が可能です。
※2020年10月、Microsoft SQ2の発表により駆動時間が最長13時間から15時間へ変更されました。
ARMプロセッサーは省電力性に優れているため、使い終わったら毎回シャットダウンせずに電源ボタンを押してディスプレイを切っておくという使い方がよさそう。スマホやタブレットと一緒ですね。
バッテリー駆動時間テスト
というわけで、実際に駆動時間とバッテリー充電時間の計測を行ってみました。
以下のテストは2020年1月、Microsoft SQ1を搭載する実機にて計測しております。当時のバッテリー駆動時間は最長13時間です。
公式最大 | 13時間 |
---|---|
Web閲覧・ドキュメント作業 | 10時間10分 |
YoutTube動画の連続再生 | 7時間50分 |
公称値にはおよびませんが、通常利用で10時間も利用できるなら1日中持ち歩いても大丈夫と言えるのではないでしょうか。
実際使ってみると、電池持ちは非常に良いと思います!
ディスプレイOFFのアイドル時間が長ければ2日目、3日目でもまだまだ使えました。
バッテリー充電時間テスト
続いて、バッテリー残量なしの状態から充電時間を計測しました。
30分後 | 53% |
---|---|
1時間後 | 85% |
満充電にかかる時間 | 1時間37分 |
1時間の充電で80%以上の急速充電が可能とかなり優秀です! (PCアイドル中の充電の場合)
5.Surfaceスリムペンが使いやすい
前述のとおり、ペン付きキーボードではキーボード内にSurfaceスリムペンを収納できますので、紛失する心配もなくなりました。
スタイラスペンはマグネットで固定できるようになっていて、ペンをキーボードへ置くだけで自動的に充電してくれます。
ペン自体は形状が平たくなっただけでなく、ペン先も変わりました。
以前のものより書き心地がなめらかに感じますね。
その他の特徴
ディスプレイは高精細!
Surface Pro Xは13インチのPixcelSenseディスプレイで解像度は、2880 x 1920 (267 PPI)。Surface Pro 7より高解像度です。もちろんタッチスクリーン。
ベゼル幅がSurface Pro 7よりも狭くなっているため、同じA4サイズでも画面が大きく感じます。縦横比は3:2で見やすいです。
上記画像の最後の写真を見てもらうとわかりますが、光沢ガラスのため背景の映り込みが発生しやすいです。苦手な方は非光沢の保護フィルムを貼ってみてください。
タブレットモードも使いやすく
Surface Pro Xはタイプカバーをクルっと裏返すだけでそのままタブレットとして利用することができます。
スリープ時であればタイプカバーの開閉だけで自動的にディスプレイが点灯し、縦横を判断して切替えてくれるので便利。
通知アイコンからタブレットモードに変更すればアイコンも押しやすくなり操作性は他のタブレットに近いものになります。
カメラ・Windows Hello機能
PCログイン時に顔認証でログインできるWindows Helloに対応しています。
背面カメラは1,000万画素なのでSurface Pro 7より高画質。
あまり出番はないとは思いますが、スマホカメラと同レベルで使える感じでしょうか。
…という感じでSurface Pro Xがどんな特徴をもったパソコンか伝わりましたでしょうか?
そう、勘が鋭いあなたはもうお分かりかもしれませんが、Surface Pro XはノートPCというより、キーボードが使えるWindowsタブレットという感覚が近いかもしれません(個人の見解です)
iPad Proと比較するとアプリ数では圧倒的に少ないかもしれませんが、Officeがフル機能使えるWindows機種なのでビジネス用途では優位ではないでしょうか?
さて、ここまでは製品の特徴について公式情報に基づいてご紹介してきましたが、ここからは本気で購入しようか検討している方向けの内容です。
「正直、ARM版Windows 10ってどうなの?」とか、各種ベンチマーク結果、「買う前にこれだけは注意しとけ」という内容について書いておきます。
ARM版Windows 10ってどうなの?
Surface Pro XのOSはWindows 10 Homeが搭載されていますが、インテルやAMD製の一般的なCPUのWindows 10とは別物と考えていいと思います。
ARMネイティブアプリは動作が快適!
ARM版Windowsでは、ARMアーキテクチャ用に最適化されたアプリが高速で快適に処理できるというメリットがあります。
たとえば、2020年1月に正式リリースされたChromiumベースのEgdeブラウザ。こちらは従来の32bit/64bit版アプリのほか、ARM版が準備されています。
※2020/1時点でArm版は正式リリース前のCanary release版となっています。現在はArmの正式版がリリースされています
ARM版Edgeは32bit版Edgeと比べて動作がサクサク快適で、省電力で利用することができます!
Web動作のベンチマーク計測結果です。32bit版とArm版EdgeではARM版が断然サクサク動作していることがわかります。
他のブラウザでは、FireFoxもARM対応していてEdge ARM版と同様に快適に動きます。ChromeではARM非対応のため32bit版となり動作はもたつきます。
※2020年1月現在
新たに追加されるMicrosoft SQ2はSQ1の上位版という扱いで、より高いクロック周波数で動作し、性能が高くなっています。また、GPUもAdreno 690というブランドに変更され、グラフィックス性能の向上も期待できます。
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Surface Pro X「SQ2」と「SQ1」モデルの違い。
アプリ実行も省電力!
ARM専用に設計されたアプリは消費電力を抑えて実行することができます。
実際にはARMアプリのほか、32bit(x86)アプリであっても負荷の大きな作業でなければ電力消費はわずか。
バッテリーの駆動テストでも長時間の利用に期待を持てる結果でしたが、バッテリーを長持ちさせる設計となっているようです。
64bit版アプリは実行できない!
はい、ここが一番重要です! 64bit用に設計されたWindowsアプリはSurface Pro X上では動作しません。
※2020年11月、64bit版アプリのエミュレートが可能となる予定。
ただし、同じアプリで32bit版がリリースされていれば、32bit(x86)アプリは実行できます。エミュレートという形で実行命令を読み替えるという動作が入るため、やや処理が遅くなる部分もありますが、アプリ自体を動かすことは可能。
とはいえ、64bitアプリ全盛の昨今、64bit版のみで32bit版アプリが開発されないソフトも多いでしょうからこの制約はけっこうキツイかもしれません。
デスクトップアプリ・ストアアプリ | |||
---|---|---|---|
x86アーキテクチャ | ARMアーキテクチャ | ||
32bit (x86) |
64bit (x64) |
Arm (32bit) |
Arm64 (64bit) |
○ | × | ○ | ○ |
Photoshopの最新版は64bit(x64)版のため1世代前の32bit(x86)版を利用しなければいけません。
また、ATOK 32bit(x86)版はインストール可能でしたが、ブラウザによっては日本語入力することができませんでした(なにそれ?
Surface Pro Xの利用用途がOfficeドキュメント作業、Webブラウジング、MS Storeアプリのみという方は快適に作業可能だと思いますが、Photoshop/ Illustratorなどクリエイティブ系のソフトや64bitの業務アプリをメインで使っている方にはツライです。
購入前にご自身の利用するソフトが利用可能なのか、代替ソフトがあるかの確認をお勧めします。
先日の発表で、2020年11月よりWindows Insider ProgramにてARM版Windowsでも64bit版アプリの動作がエミュレーション可能となる予定であることが判明しました。正式リリースではありませんが、これにより事実上すべてのアプリケーションが動作することになりそうです。
参考「Windows 10 on ARM」がx64エミュレーションに対応へ ~ARM64ネイティブの「Teams」アプリも提供 - 窓の杜
セキュリティソフトは基本は入れない方がいい
公式見解ではSurface Pro Xには一部のサードパーティ製セキュリティソフトは利用できないとしています。
そもそも64bitで動作するセキュリティソフトはインストールできませんが、32bit版でも動作するかは明言されていません。
「Windows Defenderが入ってるからそれでいいでしょ?」ということかもしれません。
実は個人的にも普段から、「セキュリティソフトはWindows Defenderだけで十分なのでは?」と思っている派です。
カバーできる脅威も他ソフトと大差ありませんし、わざわざ他ソフトで動作を重くする必要はないよという感じですね。
この辺は異論もありそうですが、Surface Pro Xに関してはセキュリティソフトは気にしないことにしましょう。iPhoneにも入れてないでしょ?
参考Windows 10 ARM ベース PC アプリの互換性
Surface Pro X ベンチマーク結果
続いて、Surface Pro Xの性能って客観的にはどうなの? というわけで各種ベンチマーク(性能テスト)の結果をお伝えします。
ただし、記事執筆時点では64bitアプリが実行できない関係で、限られた分野のテストになっています。
今回の機器のスペックはこちら。
Microsoft SQ 1
16GB RAM
256GB SSD
CPU性能
Microsft SQ1の動作性能のベンチマーク結果を他のSurface機種と比較してみました(数値は代表的な値です)
Model/ CPU | Single-Core Score | Multi-Core Score |
---|---|---|
Surface Pro 7/ Intel Core i7-1065G7 | 5665 | 18059 |
Surface Pro 7/ Intel Core i5-1035G4 | 5115 | 16773 |
Surface Pro X/ Microsoft SQ1(AArch) | 3512 | 11051 |
Surface Pro 7/ Intel Core i3-1005G1 | 4775 | 9279 |
Surface Pro X/ Microsoft SQ1(32-bit) | 2101 | 6617 |
CPU性能に関してはSurface Pro 7(Core i3)と同じくらいか少し良い程度の結果でした(ARM Arch64の場合)
Surface Pro 7 (Core i3)が2コア4スレッドなのに対して、Surface Pro Xは8コアなので、マルチコアとしてはCore i3より良い結果になっています。
ストレージ性能
SSDの読み込み/書出し速度のベンチマーク結果です。
PCIe SSDのため、処理速度は「高速」でした。
ゲームベンチマーク
ドラゴンクエストX 32bit版でのベンチマークです。
画質を落としてもスライムレベルでしたね。
評価としてはプレイするには問題のないレベルだと思いますが、実際には画面がカクカクする場面や突然アプリが落ちちゃうこともありました。
プレイはできますが超快適とは言えませんね。
FF14もダウンロードしてみましたが、64bitのためインストールできませんでした。
ゲームに関してはプレイできないものが多そうです。
Surface Pro X 買うなら、ここだけは注意!
繰り返しになりますが、再度!
Surface Pro Xを購入するならここだけは注意した方がいいというポイントを挙げておきます。
ARMアプリ/ 32bitアプリだけで問題ない?
前述のとおり、64bitアプリが実行できなくても問題がないかどうかは重要なポイントです。
購入してから「うわ~しまった!」とならないように事前に確認しておくことをお勧めします。
先日の発表で、2020年11月よりWindows Insider ProgramにてARM版Windowsでも64bit版アプリの動作がエミュレーション可能となる予定であることが判明しました。正式リリースではありませんが、これにより事実上すべてのアプリケーションが動作することになりそうです。
参考「Windows 10 on ARM」がx64エミュレーションに対応へ ~ARM64ネイティブの「Teams」アプリも提供 - 窓の杜
処理速度に期待しすぎない!
ベンチマークの結果をみるとそこまで期待するほどの結果ではありませんでした。Surface Pro 7 (Core i5)並みの処理速度は期待できません。
ARM版に最適化されたアプリに関してはとても快適に動作しますし、普通に使う分にはストレスもないのが実際の感想。しかし、その他のアプリでは思うように速度が出なかったり、利用できない場合もあります。
処理性能に関しては、過度な期待はしない方がいいですが、心配しすぎなくても大丈夫だと思います。
僕がテスト期間にプライベートで利用するアプリケーションをインストールして普通に使ってみましたが、そこまで不自由する場面はありませんでした。
ゲームやるのがメインならやめとけ!
ゲーム専用端末としてSurface Pro Xを購入するのはイケてません。
ARM用に設計されたゲームであれば問題ありませんが、一般的に人気の3Dオンラインゲームはプレイ自体できないか、プレイできても快適かどうかの保証はないです。
ちょっとやる程度であればアリだと思いますが、ガッツリとゲームをやりたい方には向いてませんね。
ゲームとアプリは、1.1 よりも大きいバージョンの OpenGL を使用している場合、または Windows 10 ARM ベースの Pc 向けに作成されていない "" クイック実行 "ドライバーに依存している場合には動作しません。 ゲームのパブリッシャーに問い合わせて、ゲームが機能するかどうかを確認します。
引用元:Windows 10 ARM ベース PC アプリの互換性
PCじゃなくてキーボード付きタブレット!
そう、このSurface Pro XはWindowsノートPCではないのです! 最先端テクノロジーが詰まったWindows液晶タブレット(キーボード付き)なのです! (笑
ぜひそう考えてみて下さい。
ノートPCにしては物足りない部分があると感じるかもしれませんが、タブレットだと考えれば「Windowsタブレットなのにこんなこともできるの!? すごい!!」ってなりませんか?
ノートPC的なパワーやアプリの実用性を重視するならSurface Pro 7があります。
Surface Pro Xはコンセプトがまったく別で、「タブレットなのにWindowsが使えて、常時LTEで、省電力」なんです。
Surface Pro Xレビューまとめ・こんな方にオススメ!
Surface Pro Xはこんな方にオススメ!
Surface Pro Xのメリット・デメリットを考えてみると、万人向けのノートPCとは言えませんが、用途次第でオススメできるポイントはたくさんあります。
Surface Pro X こんな方にオススメ
- Officeドキュメント作業・Webブラウジングがメインの方
- 外出用の2台目のPCをお探しの方
- どこでもすぐにインターネットしたい方
- 国内・海外でSIMを使い分けたい方
- スタイラスペンをなくさないか心配な方
- 最新テクノロジーが大好きな方
Surface Pro Xの今後の展開に期待
Surface Pro Xは、はじめて登場したタイプの製品なので、まだまだ至らない部分は多いかもしれません。「これ、失敗なんじゃ…」という意見があるのも見ました。
でも僕は思うんです。
今後、AndroidベースのSurface Neo/ Duoが登場することを考えると、もしかしたらこのARM版Windows上でもAndroidアプリが使えるようになるという展開もあり得るのでは? …と(ぶっ飛んだ予想ですが。。)
もしそうなったらWindowsアプリも使えて、Androidアプリも使えるという最高の端末になるじゃないですか?
PCとモバイル端末の垣根をはずして1つにしていく最初の一台になるのかもしれません。
2020年末、そんな新たな発表があったらSurface Pro Xは面白くなるんだろうなぁとか勝手に期待しています。
先日の発表で、2020年11月よりWindows Insider ProgramにてARM版Windowsでも64bit版アプリの動作がエミュレーション可能となる予定であることが判明しました。正式リリースではありませんが、これにより事実上すべてのアプリケーションが動作することになりそうです。
なかなか期待どおりにはいきませんが、確実に使いやすくなってきています。
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Microsoft Store セール & お得情報
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詳しくはこちらの記事で書いています。
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