公式に「Surface Duo 2」が発表され、日本国内でも2022年前半の発売となります。発売日は未発表です。
特徴のまとめ記事はこちらです。
「Surface Duo 2」実機レビュー！2画面でマルチタスクや読書が快適！賛否あるけど僕は好き。
※以下は発表前の予測記事となります。記述が実際の発表内容と一致しない箇所があります。ご了承ください。
2020年9月に米国で発売したSurface Duoは、2つの5.6インチディスプレイと360度開閉可能なヒンジデザインを備えたMicrosoft初のAndroidデバイスです。
Surface Duoは現在米国のみで販売されており、2021年初頭にカナダ、ヨーロッパの一部の国へ出荷されることが発表されていますが、早くも次期モデルとなるSurface Duo 2のウワサが出ています。
Windowsデバイスに詳しいWindows Latestが得た情報によると、Microsoftはすでにコードネーム「Zeta」と呼ばれる次世代Surface Duoの開発に着手しているとのこと。
次期モデルではカメラの改良が行われ、2021年に発売されるのではないかと予測しています。
Surface Duo 2ではカメラ機能が改良されるか
Surface Duoは11MPカメラを搭載していますが、カメラの画質が低品質だというマイナスレビューが上がっていました。
また、本体にはフロントカメラのみでリアカメラがないことに不満を持つユーザーもいるようです。
開発中と思われるカメラホール付きブラックモデル from Marques Brownlee - YouTube
そんな中、Windows Latestが発見したのがMicrosoftのある求人情報です。
公式サイトに掲載されたのは、Surface Duo 2など次世代Surface製品用のカメラハードウェアとソフトウェア両方を開発するために「主要なAndroidカメラシステムアーキテクト/ エンジニア」を募集する求人情報です。
私たちは、将来のSurface製品のために提供するカメラシステムアーキテクトを求めています。
候補者は、QCプロセッサ上のAndroidプラットフォームにおいて、ハードウェアISPの出力と、さまざまなパートナーの計算写真、AI（人工知能）/ ML（機械学習）アルゴリズムを利用した補足画像処理アルゴリズムを統合するパイプラインアーキテクト機能を開発します。
引用元：Principal Android Camera System Architect/Engineer - Surface Development - Microsoft より抜粋して和訳
求人情報の「責任」「資格」セクションには条件が記載されています。
- 画像処理・電気工学、コンピュータサイエンス、または関連分野の最小BS/MS。
- 携帯電話の画像処理分野で、10年以上の開発経験。
- 携帯電話に実装されるAndroidカメラの専門知識。
- モバイル製品における高度な計算写真とAI/ML機能の定義と実装の経験。
- ハードウェアアクセラレーションによるISPアーキテクチャと補助写真アルゴリズムのタップポイントに関する知識。
など
2021年というのはないかな・・・
上述の求人情報からMicrosoftは、次期Surface Duoのカメラの改善を模索していることが伺えます。
元記事では2021年に発売しそうと書かれていますが、個人的には2021年に次期モデルは発売しないのではないかと考えます。
初代Surface Duoでさえ、いまだ米国のみでの販売となっており、国際展開は2021年初頭とされています。日本での発売に関して言えば、まだ発売予定さえ決まっていないのが現状。
現在決まっているカナダやヨーロッパの一部の国での発売が2021年1～2月頃だったとして、日本発売は早くても春頃になるのではないかと考えられます。
次期モデルが投入される時期を考えると、2021年後半としてもすこし早すぎるかなというのが正直な感想。「次のモデルが出るなら、すこし待ってそっちを買おう」というユーザが増えそうですし。
現時点で求人を出している状態であれば、2022年に入ってからの発売が妥当なところかなと考えますが、いかがでしょうか。
Microsoftは現行のSurface Duo用の新しいカメラアプリのアップデートにも取り組んでいると考えられていますが、こちらもアップデートは遅れているため提供がいつになるかは報告されていないようです。
参考
Microsoft Surface Duo 2 could launch with a great camera in 2021 - Windows Latest
