Microsoft Surface 2022 予測：今年のSurfaceに期待することまとめ。

※本記事は2022年初めに書いた予測記事となります。

昨年は世界的な新型コロナの影響や深刻な半導体不足の影響はあったものの、Microsoft Surfaceの新モデル発売や新ブランドの発表など大きな変化のあった一年でした。

Surface Laptop 4、Surface Go 3の更新、待ちに待ったSurface Pro 8の発売、Surface Duo 2やSurface Laptop Studioといった新しいブランドが日本でも発売されることが発表されました。リモートワークが多くなったこともあり、SurfaceおよびMicrosoftブランドのヘッドフォンやスピーカー、WebカメラなどPC アクセサリも複数リリースされました。

2021年は前進の一年でしたが、2022年はSurfaceにどんなことが起こるでしょうか。

2022年はSurfaceの10周年を迎える節目の年です。

Surfaceは2012年10月にSurface RTとして発表され、その後は毎年のように新しいハードウェアを発表してきました。10周年となる2022年に何が起こるのか楽しみでもあります。

Microsoftは実際に製品発表を行うまでその内容を事前に公開することはほとんどありません。今回もいくつかのリーク情報を元に今後のSurfaceのリリース予測について考えていきます。

2022年、Surfaceでなにが起こるかについて、海外メディアの予測をサラッとまとめていきます。

ニィ

2022年のリリースは後半に集中するようです

参考2021年の予測記事と結果記事

Surface Laptop Go 2：可能性「高」⇒6/7発売

Surface Laptop Go

12.4インチ、コンパクトモデルのSurface Laptop Goの後継機として、Surface Laptop Go 2が発売されるという噂です。時期は2022年前半。

プロセッサに第11世代インテルCPUを搭載する予測で、ハードデザインなどは現行モデルから変更がない模様。

主力モデルのSurface Laptop 4と処理性能がほぼ変わらないとなれば、かなり魅力的なモデルになりそうです。

予測記事↓

追記
Surface Laptop Go 2は2022年6月に発売されました。

予測どおり、プロセッサ周りを中心としたマイナーアップデートとなります。ライトユーザー向けとして使い勝手もよくオススメなモデルです。

Surface Laptop 5：可能性「高」

Surface Laptop 4 15"

Surface Laptop 4の後継モデルとしてSurface Laptop 5の発売も期待したいところ。

現状では具体的な情報はほぼありませんが、製品のリリースサイクルから考えると可能性は高いです。ただし、時期は2022年後半が濃厚。

第12世代のインテルCPU、およびAMD Ryzen 6000(Rembrandt)シリーズを搭載したモデルとなりそう。

サイズ展開も13.5インチと15インチで現行と同じとなる予測です。

関連記事

Surface Pro 9：可能性「高」

Surface Pro 8

まだ登場したばかりのSurface Pro 8ですが、2022年に後継モデルのSurface Pro 9は発売されるでしょう。時期はこちらも2022年後半。

Surface Pro 8で大きなデザイン変更をしたばかりですので、ハード設計はそのままでプロセッサのみを第12世代インテルCPUへ変更すると思われます。

Surface Pro 8で少しだけ厚くなった本体ですが、搭載プロセッサの傾向を考えればSurface Pro 9でも薄くはならない気がします。

8/17追記
リーク情報まだ少ないですが、予測記事を書きました。
プロセッサ更新が中心のマイナーアップデートと予測されます。

Surface Pro Xとブランドが統合される可能性についても無きにしも非ずという感じでしょうか。

9/11追記
Surface Pro 9にはSurface Pro Xラインが統合されて1つのブランドになる可能性が高いことが報じられているようです。

エントリーはIntel Core i5、5G対応としてARMモデルが候補に挙がっています。

詳細は以下の記事で書いています。

Surface Pro X 2：可能性「高」

Surface Pro X

「Surface Pro X 2」なのか「新しいSurface Pro X（Microsoft SQ3）」なのか名称はわかりませんが、2022年後半に新しいモデルが登場すると予測されます。

盛り上がりつつあるARM市場において、Microsoftとしても「Microsoft SQ3」プロセッサ開発に力を入れていると予測されますので、大きく進化した次期Surface Pro Xを期待したいところ。

こちらも大きなデザイン変更はないと思われますが、がんばって開発した結果、少し厚くなりましたという展開にならないことを願っています。

8/17追記
新しいARM SoCを開発していることは事実だと思われますが、こちらもリーク情報はありません。

可能性の1つとして「Surface Pro 9」のARMモデルとしてリリースされる可能性がゼロではないかもしれません。

9/11追記
Surface Pro 9にブランドが統合される可能性が高まってきています。Surface Pro Xとしてのリリースはないかもしれません。

Surface Studio 3：可能性「中」⇒「高」へ変更

Surface Studio 2

2020年には発表できたはずのSurface Studio 3ですが、新型コロナや半導体不足の影響などにより大きく計画が後回しになってしまいました。

Surface Studio 3は、うまくいけば2022年後半頃に発表できるでしょう。

第12世代インテルCPU、NVIDIA GeForce GTXシリーズ（型番は不明）を搭載し、プロ向きとしてのSurface Studioも着実にアップデートすることでしょう。

気になるのはハードデザインに変更があるかどうかで、これまでの押し倒すタイプの角度調節機能にプラスして、多方向に倒せるようアタッチメントが改良されるのではないかと期待しています。

いずれにせよ、価格が高額なのは変わらないと思われます。

8/17追記
こちらも話題はまったく出てきません。

高額な商品なので、パンデミック時期のリリースを回避して先延ばしする可能性が高そうです。

しかし、既存のSurface Studio 2ユーザーにとって待たせすぎ感もあるので、どうなるかが気になるところです。

9/11追記
2022年後半、Surface Studio 3が発表される可能性が高いようです。

詳細スペックに関するリークはまるでありませんが、関連アクセサリが報告されています。

Surface Go 4：可能性「低」

Surface Go 3

Surface Go 3が昨年10月に発売したばかりなので、Surface Go 4はまず登場しないでしょう。

リリースサイクルは1年半くらいなので、2023年前半でしょうか。

代わりに、国内では未発売のCore iモデルやLTEモデルの発売が期待されています。また、ブラックモデル登場のウワサもありますので、Surface Go 3としての話題はしばらく続きそうです。

1/18追記
国内でCore i3搭載のLTEモデルが2月8日より販売されることが発表されました。

また、1月11日より、カラーにマットブラックが追加されました。

9/11追記
Surface Go 4はARMベースでの開発が検討されていると予測されますが、2022年の発売はなく、現時点では早くとも2023年後半ではないかと言われています。

Surface Laptop Studio 2：可能性「低」

Microsoft

昨年末、新たに発表されたSurface Laptop Studio、大きな驚きがあったのも記憶に新しいですね。

日本でも2022年前半のリリースが発表されていますが、同様に多くの国でもこれから発売される予定となっているため、年内の後継モデルの投入はないと思われます。

Surface Book 3の後継モデルという位置づけとなるため、Surface Book 4についてはもう発売しないんじゃないかな～と少しさみしく感じています。

Surface Duo 3：可能性「低」

Microsoft

Surface Duo 2は2022年前半の日本投入が発表されていますが、後継モデルについては2022年中にはリリースされない可能性があります。

Windows Centralが予測しているもので、計画が変更される可能性はあるものの、現時点ではSurface Duo 3は2022年中には出荷される予定はないとのこと。Surface Duo 3は2023年を目標としています。

初代モデルのAndroid 11対応、およびSurface Duo 2もAndroid 12対応などが今後控えていることを考えれば、2022年はエンジニアに集中して開発してもらってソフトウェアやOSの不具合修正などをがんばってほしいですね。

ただ、今年は新製品を発表しないとなると、各社のフラッグシップスマホとの競争戦線から離脱することになるため、そこをどう捉えるかですね。

1/18追記
Surface Duo 2が国内でも1月11日より販売開始となりました。

初代Surface DuoへのAndroid 11対応も数週間以内に行われる見込みです。また、次期OSとしてはAndroid 12をスキップしてAndroid 12Lが候補に挙がっているようです。

8/17追記
後継の「Surface Duo 3」は年内発売はしない可能性が高そうです。リークらしいリークはなく、特許レベルの予測しか登場していません。

「Surface Duo 2」廉価モデル「Cronos」の計画があったようですが、こちらもキャンセルとなっています。

「Surface Duo 3」は2023年、既存モデルも含めたAndroid 12Lへの対応に注力していると思われます。

Surface Neo：可能性「低」

引用元：Microsoft

2019年に大きな反響を持って発表されたSurface Neoですが、2022年もまだ発売の報告はなさそうです。

一度は完全に停止してしまったと思われていたSurface Neoですが、昨年末に特許情報が公開されるなど計画が続行していることがわかり安心しています。

ただ、製品の発売にはまだまだ時間がかかりそうですので、夢を胸に抱きつつ、もう少し待つ必要がありそうです。

Surfaceの2022年が楽しみ

リストされている内容は単なる予測にすぎません。新しいSurfaceが計画されているのは事実ですが、具体的な内容について明確な情報はまだありません。

どんなストーリーとなるかはわかりませんが、2022年もMicrosoft Surfaceにとって大きな一年になると思われます。

このサイトではSurfaceに関する動向について随時報告していきます。