「Surface Laptop Go」コスパ最高で低価格なSurface最軽量ノートPC！

Surface Laptop Goは価格が安いだけじゃない！

Microsoft

Surface Laptop 3はビジネスユースでサブ機として使ったり、学生さんが学習用のPCとして購入することを想定しているため、価格は8万円からとSurfaceシリーズの中ではSurface Go 2に続いて最安ランクの価格設定となっています。

PCの頭脳であるCPUに注目いただくと、すべてのスペックでIntel Core i5が採用されていることがわかります。

Surface Laptop Goに搭載されるCPUは、第10世代のIntel Core i5-1035G1 プロセッサと呼ばれるもので、実はこれ、けっこういいものを使っています。

Surface Laptop 3やSurface Pro 7でも同じIntel Core i5シリーズを搭載するモデルがありますので、処理性能としてはかなり期待できるでしょう。同じくコンパクトなSurface Go 2のPentium Gold 4425Yなどと比べても性能が優れています。

それでいて価格は8万円から高くても12万円台ということで、手の届きやすいSurfaceノートPCとなっています。

CPUはSurface Laptop 3、Pro 7とほぼ同じ！

Microsoft

Surface Laptop Goで使われているCPUはIntel Core i5-1035G1という型番です。

Surface Laptop 3 13.5"やSurface Pro 7のCore i5モデルで採用されているCPUとは型番が若干異なりますが、性能としてはほぼ同じと言っていいでしょう。

今回はCore i5のメモリ8GB、ストレージ256GBのモデルについて比較してみましょう。

Surface Laptop Go、Surface Pro 7、Surface Laptop 3、それぞれのCPUで「G1」「G4」「G7」と型番が異なり、「G〇」の値が大きい方がグラフィックス性能が高いです。

Surface Laptop 3のG7プロセッサーはIntel最高のIris Plusグラフィックスであるのに対して、Surface Laptop GoのG1ではUHDグラフィックスです。ただ、本格的な写真編集などグラフィックスを重視する作業をおこなわなければ、体感としてはどのCPUでもそれほど処理性能の違いはないと言っても良さそうです。

機能は少ないけどコスパは最高！

引用元：Microsoft Store

Surface Laptop Goの画面サイズはSurface Pro 7とほぼ同じ。CPUの処理性能もほぼ同じ。それなのに価格は大幅に安い。

Surface Laptop Goのコスパが最高だと言っている意味が伝わりましたでしょうか？

もちろん、機能面やハード面でのコスト削減はけっこうあります。次にデメリットを挙げていきますが、利用する上でそれらが問題ないというなら、個人的にはSurface Laptop Goは「買い」なSurfaceだと思います。

Windows Helloは指紋認証のみ

Surfaceシリーズ初の指紋認証付き電源ボタン

Surface Laptop Goのサインイン時に利用するWindows Helloは指紋認証です。顔認証機能はありません。

昨今のマスク事情もあり顔認証よりも指紋認証の方が利用しやすいという提案ですが、顔認証の機能が削減されたのは残念です。

Surface ペンは使えない

ディスプレイはタッチ対応ですが、Surfaceペンによるペン書き操作には対応していません。

Laptop PCでペンを使う機会がどれほどあるかによりますが、僕の場合はLaptopでペンを使用する頻度はものすごく低いため別にいいかなという感じ。

画面解像度はフルHD以下

引用元：Microsoft Store

ディスプレイサイズはSurface Pro 7とほぼ同じですが、解像度ではフルHDサイズ以下の1536 x 1024 (148 PPI)と少しさみしい感じです。

画面サイズが12.4インチと小さめなのでドットの荒さなどは目立ちにくいとは思います。

キーボードベースはポリカーボネート製

背面はグラス繊維を含むポリカーボネート素材

Surface Laptop Go本体の素材についてですが、天板はSurface Laptop 3同様のアルミ仕上げですが、キーボードベース側はポリカーボネート素材となっています。

質感としては悪くないとは思いますが、アルミニウムと比べると高級感は薄れそうです。ただ、カラーがアイスブルー、サンドストーンとポップな色使いなのでハードの材質はそこまで気にならないのかもしれません。

キーボードのバックライトなし

キーボードにバックライトはない

暗いところでもキーボードを明るくできるバックライト機能はSurface Laptop Goには備わっていません。

これは明らかなコスト削減と言えそうですが、実際にはバックライトがなくて困るシーンは少ないため、それほど重要ではないでしょう。

ニィ

利用できない機能もけっこうあるんですね

Surface Laptop Goでは利用できない機能はいろいろあるものの、性能や価格など総合的に見てもSurfaceシリーズの中ではお値段のわりにコスパのいいデバイスだと言えるでしょう。

Surfaceの二つ折りノートPCで最軽量、そして最安値。それなのにCPU性能などはけっこうイケているSurface Laptop Go。

ニィ

Office同梱モデルしかないのがちょっと困りますが、そこは大目に見るしかないですね