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Surface Pro Xで「Microsoft Teams のARM64版」が利用可能に!

2020年10月16日

Surface Pro X

Microsoft

ARM版Windows 10を搭載したSurface Pro Xで、ARM64バージョンのMicrosoft Teamsがダウンロード可能となりました。

マイクロソフトはARM版Windows 10向けにARM64対応の新しいTeamsネイティブアプリの提供を正式に発表しました。MicrosoftのシニアプロダクトマネージャーであるBillWeidenborner氏はMicrosoft TeamsのWebサイトからARM64バージョンのTeamsデスクトップアプリをダウンロードできるようになったことを報告しました。

ニィ
Windows 10 on Armが新たな一歩を踏み出しました!

Surface Pro XなどでARM64版のMicrosoft Teamsをリリース

Microsoft Teams

ARM版Windows 10を採用したSurface Pro Xなどで、ARM64版Microsoft Teamsがリリースされました。

アプリケーションはMicrosoft TeamsのWebサイトよりARM64アプリのダウンロードが可能です。

これまで、ARM版Windows 10でMicrosoft Teamsを利用する際は32ビット版アプリをエミュレートして実行するか、ブラウザからクラウド版を利用していました。今後はARM版ネイティブアプリとして実行することが可能になり、より快適な操作性とバッテリー消費を抑えての利用が可能となります。

現在エミュレーションによって32ビット版Teamsデスクトップアプリを利用しているユーザーは、今後は新しいバージョンのアプリに自動的に更新されます。自らダウンロードすることも可能ですが、自動更新はユーザー側でアクションは不要としています。

2019年よりMicrosoft Officeの多くのアプリとChromiumベースのEdgeブラウザはARMアプリとして利用可能となっていましたが、ここへMicrosoft Teamsが追加されることになります。

この変更は、ARMアーキテクチャを搭載したSurface Pro Xに適用されるため、新たに加わった「Microsoft SQ2」モデルのほか、従来の「Microsoft SQ1」モデルでも利用可能となります。

今後の展開にも期待

Surface Pro X Microsoft SQ2

引用元:Microsoft Store

これまでSurface Pro Xでは、Arm64向けにコンパイルされたARMネイティブアプリと、従来の32ビット版アプリのみが利用できました。32ビット版アプリに関してはエミュレートによる実行となるため、一般的なIntelマシンより動作が遅く、バッテリーも省電力とは言えませんが、それでも実行は可能でした。

しかし、現在アプリ市場で多くのシェアをもつ64ビット版アプリに関しては、エミュレーション機能がサポートされていません。2020年11月より64bitアプリのサポートの開始される予定と発表されていますので、今後はより多くのアプリケーションがARM版Windows 10で利用できるようになると期待したいですね。

ニィ
ARM版のMacも噂されていますが、現状ではARM版Windowsが一歩先を進んでいる感じですね

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ニィ

Surface大好きなSurface評論家のニィです。実際に手にしたSurfaceの感想をレビューしたり新製品について予想したりしています。

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